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5つの推進方策

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第2回エコツーリズム大賞

平成19年1月29日に都内で開催された平成18年度エコツーリズムシンポジウムにおいて、第2回エコツーリズム大賞表彰式が行われました。

第2回エコツーリズム大賞受賞者

【大賞】

ホールアース自然学校

(写真)ホールアース自然学校

【活動の概要】
ホールアース自然学校は、有志とともにエコツーリズム研究を始めた90年代初頭以降、今日に至るまで理論・実践の双方において、様々な活動を途切れることなく続けてきました。
エコツーリズムの概念整理やエコツアープログラムの開発・実施、資源管理手法の体系化、そして独自のカリキュラムによるガイド養成などに取り組むと同時に、そこで得られたノウハウを地域に積極的に移転することで、日本全体のエコツーリズム推進に寄与してきました。

【講評】
拠点である富士山麓地域にとどまらず、全国的にかつ長期にわたってエコツーリズムへの貢献度が高い点が評価される。総合的な展開が心がけられており、ルール、ガイダンス、環境保全、地域への貢献のどの取組も評価が高く、また常にエコツーリズムの最先端の活動に取り組み、JICA研修による途上国支援等にも貢献している。平成18年度には新潟において災害教育の新たな視点を取り入れるなど、各地域の状況に合わせたエコツーリズムの展開を図るための拠点づくりという点で着実な進展が見られる点も評価される。

【優秀賞】

認定特定非営利活動法人 霧多布湿原トラスト

(写真)認定特定非営利活動法人 霧多布湿原トラスト

霧多布湿原は国内3番目の広さをもち、夏に見せる花の景観は国内でも最大級だといわれています。また1993年には「ラムサール条約」に登録され、その価値が国際的にも評価されてきたところです。
この湿原を愛する人々の輪を広げ、自然がもつ豊かさや価値を、多くの人々に伝える活動を行うと共に、市民が主体となってナショナルトラストによる湿原の保全を進めるため「霧多布湿原トラスト」を設立し、霧多布湿原の保全活動に取り組んでいます。

白神マタギ舎

(写真)白神マタギ舎

世界遺産地域に限らず、白神山地全体をフィールドにエコツーリズム活動に取り組んでいます。観光客、ことにマスツーリストの少ないルートを中心に、ときには道のないところもご案内して、白神山地の自然とその成り立ちを説明するかたわら、山菜やキノコの採り方や残し方をガイドしています。単に、植物や動物の名前を説明するようなことはせず自然と人々との関わり合いをお伝えするよう心がけています。

認定特定非営利活動法人 黒潮実感センター

(写真)認定特定非営利活動法人 黒潮実感センター

温帯域にもかかわらず亜熱帯域をしのぐ1000種以上の魚類が生息している柏島を「島が丸ごと博物館」と捉え、人が海からの豊かな恵みを享受するだけでなく、人も海を耕し守る、持続可能な里海づくりを目指しています。地域内外の人に柏島の素晴らしさを実感してもらい、守り育ててもらうために、自然を実感する取り組み、自然を活かした暮らしづくり、自然と暮らしを守る取り組みの3つの事業と、人と自然、漁業とレジャー、外部と内部の人の調和を目標に実施しています。

【特別賞】

認定特定非営利活動法人 たてやま・海辺の鑑定団
加賀市観光協会・加賀市観光情報センター
富士山登山学校ごうりき
認定特定非営利活動法人 信越トレイルクラブ
松本電気鉄道株式会社・濃飛乗合自動車株式会社
海島遊民くらぶ(有限会社オズ)

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