環境省自然環境・生物多様性高病原性鳥インフルエンザに関する情報

平成23年3月25日(金)

島根県の国指定宍道湖鳥獣保護区周辺における高病原性鳥インフルエンザウイルス・強毒タイプの確認について

 以下に現時点における情報を提供します。

 本日、国指定宍道湖鳥獣保護区周辺(島根県出雲市平田町)において回収されたキンクロハジロ1羽について、詳細検査の結果が判明し、高病原性鳥インフルエンザウイルス・強毒タイプが確認されたとの報告が鳥取大学からありました。経緯等は以下の通りです。

○キンクロハジロ1羽(2月9日回収。簡易検査陰性。国立環境研究所における 遺伝子検査は陽性。)について、本日、鳥取大学における確定検査においてH5N1亜型・強毒タイプと判明。

 今回の回収地周辺10km圏内の野鳥の監視レベルを3に引き上げ、関係府省、島根県等と連携して、野鳥の監視を引き続き推進してまいります。
 また、発生地周辺における野鳥の感染状況を把握するための現地調査(糞便調査)については、これまで野鳥における発生時の現地調査で実施済みのため、改めて行う予定はありません。

【取材について】
○現場での取材は、ウイルスの拡散や感染を防ぐ観点から、厳に慎むようお願いします。

問い合わせ先

自然環境局野生生物課鳥獣保護業務室
直通:03-5521-8285
代表:03-3581-3351
室長:宮澤 俊輔 (内線6470)
室長補佐:山本 麻衣 (内線6471)
専門官:福嶋 貢史 (内線6474)
担当:千葉 康人 (内線6473)