環境省自然環境・生物多様性高病原性鳥インフルエンザに関する情報

平成23年1月20日(木)

福島県郡山市における鳥インフルエンザの発生について

 以下に現時点における情報を提供します。

1 本日、福島県郡山市(豊田町浄水場)において回収されていたキンクロハジロ1羽について、新たに詳細検査の結果が判明し、高病原性鳥インフルエンザウイルス・強毒タイプが確認されたとの報告が北海道大学からありました。
 経緯等は以下の通りです。
[1] キンクロハジロ1羽(10日死亡個体を回収。簡易検査陰性。国立環境研究所へ移送。遺伝子検査は陽性。北海道大学で詳細検査)について、H5N1亜型・強毒タイプと判明。
2 警戒レベルを3に引き上げたことを踏まえ、発生地周辺における野鳥の感染状況を把握するための現地調査(糞便調査)を以下により実施します。
○ 月日:
平成23年1月21日(金)から2日程度。
○ 実施主体:
環境省(福島県等と連携)
○ 場所:
福島県郡山市発生地周辺
○ 内容:
糞便調査
【取材について】
○現場での取材は、ウイルスの拡散や感染を防ぐ観点から、厳に慎むようお願いします。
○ただし、糞便調査については取材の場を設けますので、1月21日14時に阿武隈川西田堂坂に集合して下さい(小雨決行)。現地では、ウイルスが存在することを前提に防疫措置を行いますので、調査地へは無断で立ち入らず、担当官の指示に従って下さい。また、現場を離れるときは指示に従って必ず靴裏の消毒を行って下さい
○防疫作業の妨げや周辺集落の通行の迷惑にならないようにご注意願います。
○調査内容等の詳細については、東北地方環境事務所へ問い合わせ願います(TEL:022-722-2876)

問い合わせ先

自然環境局野生生物課鳥獣保護業務室
直通:03-5521-8285
代表:03-3581-3351
室長:宮澤 俊輔 (内線6470)
室長補佐:山本 麻衣 (内線6471)
専門官:福嶋 貢史 (内線6474)
担当:千葉 康人 (内線6473)