千波湖

環境省自然環境・生物多様性渡り鳥関連情報渡り鳥飛来状況調査

調査地の概要
特徴 千羽湖は茨城県に多い海跡湖のひとつで、戦前から埋め立てが進み、現在の面積は往時の半分以下になっています。茨城県の代表的な水鳥の生息地のひとつですが、年々進む人工化の影響を受けて、ヨシ原の鳥は減少しています。カモの種数も羽数も減少し、今では千波ならぬ千羽を前後して落ち着いています。
調査範囲の面積 33.2 ha 緯度経度 36.3699 140.46
所在地 茨城県水戸市
調査地で見られる鳥類 多種のカモが見られる。湖岸の人工化でコガモが消え、湖底の浚渫で潜水ガモが消え、水質汚濁でアイサ類が消えたが、湖水浄化のための那珂川導水によって魚とともにミコアイサやカンムリカイツブリが戻った。近年のカモは、カルガモ、ヒドリガモ、オナガガモが主で、オオハクチョウが近年増加している。コブハクチョウ、コクチョウなどの飼育されている水鳥は通年見られる。
調査地の範囲と写真
国土地理院のウォッちずを加工して作成