仙台大沼

環境省自然環境・生物多様性渡り鳥関連情報渡り鳥飛来状況調査

調査地の概要
特徴

東日本大震災で大きな被害を受けた仙台市の沿岸水田地帯にある灌漑用の沼で、垂直の人工護岸で囲まれているがヨシやマコモ、ヒシ、ハスなどが主に北側で繁茂しています。
白鳥類のねぐらになっており、日中は周辺の水田等で採餌していることが多いです。コハクチョウの割合が高いですが、沼に残って昼間に採食しているものはオオハクチョウが多いです。組織的給餌はないですが、餌を撒く人も見られます。
カモ類はオナガガモが多数見られトモエガモが混じることがありマガモも多いですが、厳冬期は全面結氷することもありカモ類は減少します。
水路で繋がった西側の赤沼は浅く早期に結氷するが初冬には多数のカモ類が見られます。銃猟禁止区域になっています。

調査範囲の面積 10.6ha 緯度経度

38.237142, 140.970783

所在地 宮城県仙台市
調査地で見られる鳥類 コハクチョウ、オオハクチョウ、マガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、オオバンなど
調査地の範囲と写真
地図は、地理院タイルに調査範囲を追記して掲載