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動物愛護管理法

ペットの災害対策

 災害が起こったときに最初に行うことは、もちろん飼い主自身や家族の安全確保ですが、ペットの安全確保についても、普段から考え備えておく必要があります。十分な水や食料の他、常備薬等も用意し、避難所や避難ルートを確認しておく等、いざというときに慌てないように、ペットに基本的なしつけをし、備えておきましょう。避難するときは、ペットと一緒に避難(同行避難)できるよう、日頃からキャリーバックやケージに入ることなどに慣れさせておくことも必要です。
 そして、避難所等においては、自治体の指示に従い、ルールを遵守し、他の避難者に迷惑をかけてはなりません。特に、避難所では動物が苦手な方やアレルギーを持っている方等への特別な配慮が求められます。また、避難や避難生活はペットにとっても大きなストレスとなる可能性があるので、ペットの行動も考えた十分な準備をすることが重要です。これは決して特別なことではなく、普段からペットの基本的なしつけや健康管理をし、ペットを様々な環境に慣らしておくことが、災害時の備えの基本になります。しつけはペットの安全確保のみならず、災害時のペットのストレスも軽減させ、あなた自身や周囲の方々への安全・安心の確保にも重要です。
 現在ご自分が住んでいる地域で指定されている避難場所は、ペットとの同行避難が可能かどうかをあらかじめ確認し、可能な場合はその注意事項を管轄の自治体に確認する等して、ペットとの避難計画を考えておきましょう。

ペットを飼っているみなさまへ

災害時関連のガイドライン・パンフレット・報告書など

ガイドライン

 救護対策

※東日本大震災の対応を踏まえ策定した「災害時におけるペットの救護対策」を基に、熊本地震での対応課題を整理し、各自治体が人とペットの災害対策を検討する際の参考として策定。
(ガイドラインの主な改定ポイント:https://www.env.go.jp/press/105427.html

<ガイドラインを基に対象者ごとに内容を具体化した参考資料>

画像 対象者 パンフレット名 概要
一般飼い主編 一般飼い主 一般飼い主がペットとの災害対策を検討・準備する際の情報をわかりやすくまとめました
手引き 地方自治体 被災ペットの救護活動のうち、飼い主とはぐれたペットなどを収容するための施設の運営等に関して、「ガイドラインの副読本」として作成しました
自治体・ボランティア向け 地方自治体
ボランティア
ボランティアが、自治体と協働する上での一つの指針となるように、これまでの災害対応におけるボランティアの活動事例を基に、望まれる行動の基準を示しました
また、地方自治体において、災害時に必要な支援を得るために、地域でペットに関するボランティアを受け入れる際の参考情報を掲載しています
自治体(避難所運営者等)向け 地方自治体
避難所運営者
地方自治体や避難所運営者向けに、同行避難の受入れ等に係る注意点や避難所等でのペットを連れた被災者への対応で特に必要となるポイント、災害時の動物救護活動を計画的に実施するために自治体が対応すべき項目について、チェックリストでまとめています

過去の災害の記録集

パンフレット

動物愛護週間行事シンポジウム 記録集

  • 【平成23年度動物愛護週間中央行事「動物愛護ふれあいフェスティバル」記録集 平成23年9月23日】
    (動物愛護シンポジウム 備えよう!いつも一緒にいたいから~人と動物の防災を考える~
  • 【平成24年度動物愛護週間中央行事「動物愛護ふれあいフェスティバル」記録集 平成24年9月29日】
    (動物愛護シンポジウム 見つめ直して人と動物の絆~人も動物も幸せに暮らせる社会に向かって~

過去のガイドライン


ぼうさいこくたい(防災推進国民大会)に出展しています

ぼうさいこくたい2023(防災推進国民大会)

令和2年7月豪雨の被災ペット対応

これまでの被災ペット対応

自治体の防災計画等

 東日本大震災を契機に、都道府県や市町村等の自治体の中には、飼い主責任による同行避難を前提とした支援体制や放浪動物等の救護体制の準備を進めているところもあります。また、改正動物愛護管理法では、都道府県が策定する動物愛護管理推進計画に、災害時の対応についての記載をすることとされたほか、動物愛護推進員の役割として災害時の協力が追加されました。こうした状況をうけ、今後、自治体による災害への備えについて、より検討が進み、充実していくことが期待されます。

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