環境省ホーム > 政策分野・行政活動 > 政策分野一覧 > 自然環境・生物多様性 > 生物多様性の観点から重要度の高い海域 > 沿岸域 > 15603 松浦・伊万里湾周辺
該当市区町村 | 佐賀県伊万里市、玄海町、唐津市、長崎県松浦市、平戸市 |
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面積(平方キロメートル) | 239 |
基準1、3、7が高く、MARXANにより選定されたため
平戸島北部から東松浦半島玄海周辺海域までを含む海域である。平戸海峡にはアマモ、アラメ、ワカメ、アオワカメ、ツルアラメなどの海中林やワカメ場などが広がる。松浦市の平尾免地先沿岸ではイトテングサが群落を形成している。伊万里湾周辺には多くの島があり、湾奥の内湾は複雑な地形を持ち、河口や内湾のヨシ原、干潟にはオキヒラシイノミ、ワカウラツボ、カハタレカワザンショウ、ヨシダカワザンショウといった希少種が生息する。カブトガニも生息する(環境省, 2001)。
干潟(平方キロメートル) | 9.2 |
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藻場(平方キロメートル) | 21.9 |
サンゴ(平方キロメートル) | |
自然海岸の長さ(キロメートル) | 398.7 |
自然海岸の占める割合(パーセント) | 55.3 |
砂堆(在情報) | |
マングローブ |
■基準1 |
【甲殻類等】 |
アリアケガニ |
【貝類】 |
オキシジミ |
ハイガイ |
ハマグリ |
ヤマトシジミ |
■基準2 |
【鳥類】 |
アマツバメ(営) |
【魚類】 |
アカアマダイ(産) |
カタクチイワシ(産) |
ブリ(産) |
マアジ(産) |
マイワシ(産) |
マサバ(産) |
マダイ(産) |
【甲殻類等】 |
カブトガニ |
【頭足類】 |
アオリイカ |
ケンサキイカ |
スルメイカ |
■基準3 |
【昆虫類】 |
シオアメンボ |
シロウミアメンボ |
【甲殻類等】 |
アシハラガニ |
アリアケガニ |
アリアケモドキ |
クシテガニ |
チゴガニ |
ハクセンシオマネキ |
ヤマトオサガニ |
【貝類】 |
イチョウシラトリ |
オカミミガイ |
カワアイ |
タマキビ |
ハイガイ |
ハマグリ |
■基準7 |
【甲殻類等】 |
オサガニ |
カブトガニ |
ハクセンシオマネキ |
ヤマトオサガニ |
【貝類】 |
イチョウシラトリ |
カノコガイ |
ハマグリ |
フトヘナタリ |
ヘナタリ |
【維管束植物】 |
ウラギク |
シバナ |
フクド |
アマモ(※) |
コアマモ(※) |
※掲載種は抽出基準に合致するとして解析に用いた種のリストであって、当該海域に分布する種全てではない。
生物情報の例の凡例:無印:その種の分布情報あり。(営):営巣地・繁殖地に隣接する海域。(産):産卵海域。(※):解析には用いていないが、種の生息が確認されたとして追加で掲載したもの。(★):解析には生息情報を用いたが、当該海域では近年生息・生育の確認がない、あるいはすでに絶滅した可能性があるもの。