環境省ホーム > 政策分野・行政活動 > 政策分野一覧 > 自然環境・生物多様性 > 生物多様性の観点から重要度の高い海域 > 沿岸域 > 14604 喜界島
該当市区町村 | 鹿児島県喜界町 |
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面積(平方キロメートル) | 87 |
MARXANにより選定されたため
喜界島周辺海域である。喜界島は琉球列島の島々の中で最も海溝側に近いところに位置することから、本地域において島の隆起速度が最も高く、島の周囲には第四紀以降のサンゴ礁で形成された海岸段丘が発達している。世界的に見ても、こうした長期間の地質時代を含むサンゴ礁段丘が見られるのは、パプアニューギニア、西インド諸島のバルバドス、そしてこの喜界島くらいである。これらの段丘には保存状態の良いサンゴ化石が含まれており、それらの種組成は現在の島の周囲に生息しているそれらの組成とほとんど変わらないことが明らかになっている。喜界島周辺に生息する造礁サンゴは、陸上に保存されている造礁サンゴ化石と共に、地質学的・地形学的に唯一そして独特なものとして非常に重要である(Webster, 1998; Sugihara et al., 2003)。
干潟(平方キロメートル) | |
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藻場(平方キロメートル) | |
サンゴ(平方キロメートル) | |
自然海岸の長さ(キロメートル) | 56.5 |
自然海岸の占める割合(パーセント) | 86.8 |
砂堆(在情報) | |
マングローブ |
■基準1 |
【八放サンゴ類】 |
Paratelesto rosea |
■基準2 |
【鳥類】 |
イソヒヨドリ(営) |
ミサゴ(営) |
■基準4 |
【八放サンゴ類】 |
Paratelesto rosea |
Subergorgia suberosa |
■基準7 |
【貝類】 |
ネジヒダカワニナ |
ハナガスミカノコガイ |
ヤマトクビキレガイ |
※掲載種は抽出基準に合致するとして解析に用いた種のリストであって、当該海域に分布する種全てではない。
生物情報の例の凡例:無印:その種の分布情報あり。(営):営巣地・繁殖地に隣接する海域。(産):産卵海域。(※):解析には用いていないが、種の生息が確認されたとして追加で掲載したもの。(★):解析には生息情報を用いたが、当該海域では近年生息・生育の確認がない、あるいはすでに絶滅した可能性があるもの。