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環境省ホーム政策分野・行政活動政策分野一覧自然環境・生物多様性生物多様性の観点から重要度の高い海域沿岸域 > 13405 大阪湾

 

沿岸域 13405 大阪湾

基本情報 別ウィンドウが開きます出典

該当市区町村 大阪府泉佐野市、泉南郡田尻町、兵庫県神戸市中央区
面積(平方キロメートル) 621

選定理由 別ウィンドウが開きます抽出基準

3が高く、複数種の産卵域が重なっているなどの理由により専門家から選定されたため。ただし、注記を付して重要海域とすることとされた。

注記:当該海域は、複数魚種の産卵場であることから水深10〜30mが重要とされた。当該海域は調査データが多いことにより重要海域として抽出されたが、一方で無酸素状態が確認されるなど自然度は低下しており、「重要海域抽出検討会」でも議論となったことを注記する。産卵域に関する情報があるところは非常に限られており、データのあるところが重要海域となる場合もあり、次回の見直しまでに多くのデータが蓄積されることが望まれる。

特徴 別ウィンドウが開きます出典

大阪湾の水深10-30mの海域である。当該海域は複数種の産卵域が重なっている。イシガレイは湾南部や湾北西部の30m以浅の沿岸部、マコガレイは湾北西部、湾南東部〜湾南部、淡路島南東岸 の水深10m以浅の浅場や藻場沿岸域 、ヒラメは湾北西部、湾南東部〜湾南部、淡路島南東岸の水深20-50mの浅場や藻場、ガサミは 湾南東部から湾南部にかけての干潟や河口付近を産卵場、クルマエビは水深10m 以深の沖合域、ネズミゴチは水深10m付近、スズキは水深30m以深、コノシロは北部が主な産卵場となっている(水産庁. 1999; 大阪府立環境農林水産総合研究所 大阪湾のさかな図鑑)。

環境情報 別ウィンドウが開きます出典

干潟(平方キロメートル)  
藻場(平方キロメートル)  
サンゴ(平方キロメートル)  
自然海岸の長さ(キロメートル) 0.0
自然海岸の占める割合(パーセント) 0.0
砂堆(在情報)  
マングローブ  

生物情報の例(別ウィンドウが開きます出典

■基準1
【貝類】
ヤマトシジミ
■基準2
【鳥類】
ウミネコ
ウミネコ(営)
クロサギ(営)
コアジサシ
コアジサシ(営)
コチドリ(営)
【魚類】
イカナゴ(産)
サワラ(産)
ブリ(産)
マアジ(産)
マコガレイ(産)
マダイ(産)
【頭足類】
イイダコ
マダコ
■基準3
【鳥類】
コアジサシ
【昆虫類】
ルイスハンミョウ
■基準7
【貝類】
ヤマトシジミ
【維管束植物】
ウラギク

※掲載種は抽出基準に合致するとして解析に用いた種のリストであって、当該海域に分布する種全てではない。
生物情報の例の凡例:無印:その種の分布情報あり。(営):営巣地・繁殖地に隣接する海域。(産):産卵海域。(※):解析には用いていないが、種の生息が確認されたとして追加で掲載したもの。(★):解析には生息情報を用いたが、当該海域では近年生息・生育の確認がない、あるいはすでに絶滅した可能性があるもの。

 

 

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