環境省ホーム > 政策分野・行政活動 > 政策分野一覧 > 自然環境・生物多様性 > 生物多様性の観点から重要度の高い海域 > 沿岸域 > 13403 大阪湾奥部
該当市区町村 | 大阪府港区、此花区、住之江区、西淀川区、大正区、兵庫県尼崎市 |
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面積(平方キロメートル) | 30 |
基準2が高く選定されたため
大阪湾奥部の海域である。北側の淀川河口エリアには干潟が点在し、大ヤマトシジミが生息するなど動植物が豊かである(国土交通省「大阪湾生き物一斉調査情報公開サイト」)。淀川河口域(新淀川)周辺には、多様な汽水性生物および鳥類が多数生息しており、その中には「干潟の絶滅危惧動物図鑑」で準絶滅危惧とされたオオサカドロソコエビも含まれている(有山, 2004; 日本ベントス学会, 2012; 山西ほか, 1991)。当該海域に含まれる大阪南港野鳥公園はシギ・チドリ類の渡来地となっており、春秋の渡期の種数・個体数が比較的多く、シロチドリでは最小推定個体数の1%以上、ハマシギでは0.25%以上が記録されている。また、セイタカシギも記録されている(環境省, 2001)。
干潟(平方キロメートル) | |
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藻場(平方キロメートル) | |
サンゴ(平方キロメートル) | |
自然海岸の長さ(キロメートル) | 0.0 |
自然海岸の占める割合(パーセント) | 0.0 |
砂堆(在情報) | |
マングローブ |
■基準2 |
【鳥類】 |
ウミネコ |
ウミネコ(営) |
コアジサシ |
コアジサシ(営) |
コチドリ(営) |
シロチドリ(営) |
【魚類】 |
イカナゴ(産) |
ブリ(産) |
マアジ(産) |
【頭足類】 |
マダコ |
■基準3 |
【鳥類】 |
コアジサシ |
【魚類】 |
ウナギ |
エドハゼ |
【昆虫類】 |
カワラハンミョウ |
ヨドシロヘリハンミョウ |
ルイスハンミョウ |
■基準7 |
【魚類】 |
ミミズハゼ |
【維管束植物】 |
ウラギク |
※掲載種は抽出基準に合致するとして解析に用いた種のリストであって、当該海域に分布する種全てではない。
生物情報の例の凡例:無印:その種の分布情報あり。(営):営巣地・繁殖地に隣接する海域。(産):産卵海域。(※):解析には用いていないが、種の生息が確認されたとして追加で掲載したもの。(★):解析には生息情報を用いたが、当該海域では近年生息・生育の確認がない、あるいはすでに絶滅した可能性があるもの。