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環境省ホーム政策分野・行政活動政策分野一覧自然環境・生物多様性生物多様性の観点から重要度の高い海域沿岸域 > 12208 東京湾口西側

 

沿岸域 12208 東京湾口西側

基本情報 別ウィンドウが開きます出典

該当市区町村 神奈川県横須賀市、鎌倉市、金沢区、三浦市、逗子市、藤沢市、葉山町
面積(平方キロメートル) 544

選定理由 別ウィンドウが開きます抽出基準

基準1、2、5が高く、MARXANにより選定されたため

特徴 別ウィンドウが開きます出典

東京湾の野島海岸から三浦半島の湾・入江干潟および沿岸(観音崎、三浦海岸、剱崎、城ケ島、諸磯湾、油壷湾、小網代湾、小田和湾、逗子海岸、七里ヶ浜など)を経て、江ノ島までの海域である。野島海岸は東京湾内湾神奈川県側唯一の自然干潟であり、オサガニ、マテガイやその他の東京湾干潟動物の生息地となっている。観音崎周辺沿岸にはコンブ目やホンダワラ科主体の海藻群落が広がり、油壷湾及び諸磯湾はアマモが生育し、タチアマモの分布の南限となっている。ヒロハクロメは油壷湾及び諸磯湾と八幡浜市地大島にのみ生育する。また、カジメ、ノコギリモクの近縁種などが生育する海中林も豊かである。三浦海岸・小網代湾ではタチアマモが生育し、江奈湾・大浦海岸・三浦海岸はコアマモの生育地となっている。毘沙門〜剱崎沿岸は亜熱帯性海藻の北限域となっており種の多様性が高い。小網代湾は自然林間の河川、河口、入江の水系として連続した自然形状の保存が極めて良好でアカテガニやモクズガニなど両側回遊性の動物が豊富である。江奈湾はヨシ群落の塩性湿地が発達する入江干潟で、ホソウミニナ、ヤマトオサガニ、チゴガニなどが生息する。小田和湾はアマモ、タチアマモ、コアマモ、アラメ、クロメ、カジメ、ノコギリモクの近縁種、アナアオサ、リボンアオサ、ウミヒルモの生育地である(環境省,2001)。

環境情報 別ウィンドウが開きます出典

干潟(平方キロメートル) 0.3
藻場(平方キロメートル) 39.9
サンゴ(平方キロメートル)  
自然海岸の長さ(キロメートル) 79.4
自然海岸の占める割合(パーセント) 25.6
砂堆(在情報)  
マングローブ  

生物情報の例(別ウィンドウが開きます出典

■基準1
【魚類】
アカメフグ
キヌカジカ
チクゼンハゼ
ホシヨウジ
【甲殻類等】
Nipponcalaxiopsis manningi
Trizocheles albatrossae
イケダホンヤドカリ
ガンクツリュウジンエビ
クワガタケアシガニ
コツノイバラモエビ
サガミイバラモエビ
サガミクロシオヤドカリ
ツノナガシンカイコシオリエビ
ツノナシマメヘイケガニ
フクレツノガニ
【貝類】
エドガワミズゴマツボ
クリイロカワザンショウ
シイノミミミガイ
ツヤイモガイ
マテガイ
ヨシダカワザンショウ
【その他無脊椎動物】
Aureliana japonica
【維管束植物】
タチアマモ
■基準2
【鳥類】
アマツバメ(営)
イソヒヨドリ(営)
ウミウ
ウミウ(営)
ウミネコ
ウミネコ(営)
オオミズナギドリ
オオミズナギドリ(営)
カモメ
クロサギ(営)
コチドリ(営)
セグロカモメ
ハシボソミズナギドリ
ミサゴ(営)
ユリカモメ
【魚類】
イサキ(産)
ウルメイワシ(産)
マイワシ(産)
マコガレイ(産)
【頭足類】
イイダコ
マダコ
ヤリイカ
■基準3
【鳥類】
ウミスズメ
コアジサシ
ヒメウ
【魚類】
Alopias pelagicus
ウナギ
チクゼンハゼ
【昆虫類】
カワラハンミョウ
【甲殻類等】
アカテガニ
アシハラガニ
チゴガニ
ヤマトオサガニ
【貝類】
タマキビ
【維管束植物】
タチアマモ
■基準4
【鳥類】
オオミズナギドリ
【八放サンゴ類】
Dendronephthya punctata
Eunephthya spiculosa
Paracalyptrophora kerberti
Pennatula fimbriata
■基準7
【魚類】
ミミズハゼ
【甲殻類等】
オサガニ
ヤマトオサガニ
【貝類】
ヤマトクビキレガイ
【頭足類】
ヒメイカ
【維管束植物】
アマモ
ウミヒルモ
ウラギク

※掲載種は抽出基準に合致するとして解析に用いた種のリストであって、当該海域に分布する種全てではない。
生物情報の例の凡例:無印:その種の分布情報あり。(営):営巣地・繁殖地に隣接する海域。(産):産卵海域。(※):解析には用いていないが、種の生息が確認されたとして追加で掲載したもの。(★):解析には生息情報を用いたが、当該海域では近年生息・生育の確認がない、あるいはすでに絶滅した可能性があるもの。

 

 

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