環境省ホーム > 政策分野・行政活動 > 政策分野一覧 > 自然環境・生物多様性 > 生物多様性の観点から重要度の高い海域 > 沿岸域 > 11504 尻屋半島周辺
該当市区町村 | 青森県東通村 |
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面積(平方キロメートル) | 61 |
MARXANにより選定されたため
尻屋半島周辺の海域である。尻屋岬周辺はケイマフリの重要な繁殖地である。この周辺は生産性の高いコンブ林で、拾いコンブ漁のためコンブ林の保全管理もよい。当該海域南部の沿岸は尻労(しつかり)から小田野沢までの間、約7.5kmに及ぶ長大な砂丘地(猿ヶ森砂丘)で、多くの海跡湖も点在する。海跡湖やその周辺は、湿原植物や水生昆虫類(コウベツブゲンゴロウ、オオヒメゲンゴロウ、マルガタゲンゴロウ、ゲンゴロウ、エゾゲンゴロウモドキなど)の宝庫となっている。また、砂丘ではさまざまな海浜昆虫(オオマキバサシガメ、カワラハンミョウ、ヤマトヌスミベッコウ、ニッポンハナダカバチ、ヤスマツムカシハナバチが)の生息が確認されている(環境省, 2001)。
干潟(平方キロメートル) | |
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藻場(平方キロメートル) | 4.7 |
サンゴ(平方キロメートル) | |
自然海岸の長さ(キロメートル) | 28.2 |
自然海岸の占める割合(パーセント) | 89.1 |
砂堆(在情報) | |
マングローブ |
■基準2 |
【鳥類】 |
オオミズナギドリ |
オオミズナギドリ(営) |
ミサゴ(営) |
【魚類】 |
イカナゴ(産) |
クロソイ(産) |
【頭足類】 |
マダコ |
■基準3 |
【鳥類】 |
ケイマフリ |
ヒメウ |
■基準4 |
【鳥類】 |
オオミズナギドリ |
※掲載種は抽出基準に合致するとして解析に用いた種のリストであって、当該海域に分布する種全てではない。
生物情報の例の凡例:無印:その種の分布情報あり。(営):営巣地・繁殖地に隣接する海域。(産):産卵海域。(※):解析には用いていないが、種の生息が確認されたとして追加で掲載したもの。(★):解析には生息情報を用いたが、当該海域では近年生息・生育の確認がない、あるいはすでに絶滅した可能性があるもの。