サンゴ礁生態系保全行動計画
サンゴ礁生態系保全行動計画の策定と実行
豊かな生物多様性を育む一方で、その劣化が深刻なサンゴ礁生態系を保全していくため、環境省では、2010 年度に「サンゴ礁生態系保全行動計画」を、2016 年度に「サンゴ礁生態系保全行動計画2016-2020」を策定し、実施状況の定期的な点検や、計画の達成状況についての評価を実施してきました。こうした評価等を踏まえ、2030 年度までの計画を策定するための「第三期サンゴ礁生態系保全行動計画策定検討会」を設置し、検討会における議論やパブリックコメントの結果を踏まえて、「サンゴ礁生態系保全行動計画2022-2030」を策定しました。
サンゴ礁生態系保全行動計画 2022-2030(令和４年３月策定)
計画では、2030 年度までの目標を定め、目標達成に向けて関係機関が協力して取り組むべき４つの重点課題を設定し、その課題ごとに目指すべき姿と関係省庁、関係地方自治体、日本サンゴ礁学会等の各主体が取り組む具体的な活動を記載しています。特に、気候変動及びそれに伴う海洋酸性化がサンゴ礁生態系に大きな影響を与えていると指摘されていることを踏まえ、「サンゴ群集に関する科学的知見の充実と継続的モニタリング・管理の強化」を重点課題の一つとして位置づけ、そのための代表的な取組として、サンゴ礁生態系に関する先進的かつ学際的な視点での研究開発、沖縄県の石西礁湖における大規模攪乱が発生しても有効性を失わないようなサンゴ群集再生手法の確立、モニタリングサイト1000 事業における情報把握の充実を明示しています。また、計画の達成状況を評価するための指標を、遅くとも2024 年度までに設定することとしています。
目次
- サンゴ礁生態系の現状と将来予測
- 策定経緯
- 「サンゴ礁生態系保全行動計画2022-2030」の目標及び重点課題
参考資料
- サンゴ礁生態系に関する基礎知識
- 用語集
- 文献・ウェブサイト
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「サンゴ礁生態系保全行動計画2022-2030」
サンゴ礁生態系保全行動計画 2016-2020(平成27年３月策定)
「サンゴ礁生態系保全行動計画2016-2020」は、2010年に策定された「サンゴ礁生態系保全行動計画」の達成状況等を踏まえ、2016年度以降の5カ年間に重要となる項目を見据えながら、より実践的で実効的な内容とすることを意識して策定されました。
目次
- 「サンゴ礁生態系保全行動計画2016-2020」の策定経緯
- サンゴ礁生態系の現状
- 「サンゴ礁生態系保全行動計画2016-2020」の目標及び対象
- 2020年度までに重点的に取り組むべき課題の選定
- 各重点課題の現状
- 2020年度における目指すべき姿
- 目指すべき姿の実現に向けて各主体が取り組む事項
- フォローアップ及び見直し
参考資料
- サンゴ礁生態系保全の取組事例
- 用語集
- 参考文献一覧
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「サンゴ礁生態系保全行動計画2016-2020」
サンゴ礁生態系保全行動計画 (平成22年４月策定)
サンゴ礁生態系の保全の基本方針を示すと共に、多様な主体の参加のもと、今後5年を目処に取り組むべき具体的な行動を示すものとして、2010年4月に「サンゴ礁生態系保全行動計画」を策定しました。
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サンゴ礁保全行動計画策定会議
会議の結果については、サンゴ礁生態系保全行動計画の策定をご覧ください。
サンゴ礁生態系保全行動計画フォローアップ会議
サンゴ礁生態系保全行動計画の実施状況の点検と適切な見直しを目的に、環境省ではサンゴ礁生態系保全行動計画フォローアップ会議を継続的に開催しています。
会議の結果は、サンゴ礁生態系保全行動計画関連会議の実施状況をご覧ください。
サンゴ礁等の保全に関するアンケートについて（2011年1月）
「サンゴ礁生態系保全行動計画」の効果的な推進や今後の見直しのため、関係団体の方々などにご協力をいただき、アンケートを行いました。
アンケート調査の概要と結果は、サンゴ礁等の保全に関するアンケートについてをご覧ください。