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自然災害と保護地域

 我が国環境省は、アジア国立公園会議の成果や東日本大震災の経験を踏まえ、分科会④人々の暮らしへの支援の中のサブテーマの1つである「防災・減災に対する保護地域の役割」に関する討議を主催しました。
 各国の行政官、有識者、NGO等の参加の下、科学的知見や気候変動への適応、各国のケーススタディなどに焦点をあてた12の関連セッションを行い、防災・減災に対する保護地域の役割を認識することの重要性、保護地域・生態系を活用した防災・減災の推進のための科学的知見の蓄積、幅広い関係者との協力の必要性等について、活発な議論が行われました。
 会議での議論や具体的事例からの知見を踏まえ、環境省とIUCNの協力により「保護地域を活用した防災・減災-実務者向けハンドブック」をとりまとめ、2015年3月に仙台市で開催された第3回国連防災世界会議の際に公表しました。
  保護地域を活用した防災・減災-実務者向けハンドブック [PDF 1.22MB]