第1回アジア国立公園会議は、経済発展の著しいアジアにおいて、保護地域の管理関係者をより幅広いステークホルダーとつなげ、アジアをはじめとする世界の国立公園と保護地域における課題への解決策を見いだすことを目指しています。会議では、アジアが抱える課題に対し、経験を共有し、互いに学び合い、協働して対応策を検討します。
2014年にシドニーで開催される第6回世界国立公園会議のちょうど1年前に開催されるこの会議では、アジアにおける経験を踏まえ世界に対してメッセージを発信していきます。
人と自然、人と人、保護地域と保護地域の外部をつなげるという趣旨を込めて、アジア国立公園会議のテーマを「国立公園がつなぐ(parks connect)」とします。
保護地域を代表するものとして一般に知られている「国立公園」という言葉を用いますが、 すべての保護地域(原生自然環境保全地域、自然環境保全地域、国立公園、国定公園、都道府県立自然公園、鳥獣保護区、生息地等保護区、名勝・天然記念物、 文化的景観、保護林、保安林、特別緑地保全地区、ラムサール条約湿地、世界遺産、ユネスコエコパーク、ジオパーク、地域の自主的な管理区域など)を対象とします。
環境省、IUCN(国際自然保護連合)
仙台国際センター(宮城県仙台市)
平成25年11月13日(水)~17日(日)
東アジア、東南アジア、南アジアの各国
保護地域を所管する行政機関の職員、研究者、NGO、企業など
約800人(アジアを中心に40の国と地域から)
300件以上(6つのテーマの分科会での口頭発表など)