事例集
地域への呼びかけ
併設している小学校の各教室にホタル飼育水槽を設置して、指導しながら一緒に育てました。小学1・2年生を対象にホタル説明会を行い、とても熱心に説明を聞いてくれました。
全校生徒からホタル飼育の活動標語やシンボルマークを募集しして、飼育場所に飾りました。優秀作品は看板にして、学校の周りに置き、地域の人に見てもらいました。
「長沢里山生き物館」という展示館を開き、ゲンジボタルやその他の生きものがどこにいるのか、CODがどんな値なのかなどを知ってもらいました。見てくれた地域の人にアンケートも回答してもらいました。
「ホタルのこみち」「車両進入禁止」などの看板をみんなで計画したデザインにそって作りました。看板を大人の人に協力してもらいながら、立てました。
土湯小学校のホタルっ子池だけでなく土湯地区全体にホタルを呼び戻すために、今までホタルについて調べてきたことや土湯のホタルを呼び戻す活動をしてきたことを地域に広めるためのいろいろな計画をし、実行してきました。
ホタルが住む、河野川、高山川の環境を守るため全校の人、地域の人、そして全国の人によびかけることにしました。
ホタル保護活動を学校全体や地域の人たちにも理解してもらい、地域全体で環境の保護・保全やホタルの保護活動に取り組んでいかなくてはならないと考え、今までの活動を拡大し、ホタル観察会やホタル飼育運動などに取り組みました。
地域の子どもたちと保護者を対象に、ホタルの勉強会をしました。また、地域の人にホタルの活動を通じて、環境を守っているということを知ってもらうために、パンフレットを作り配布しました。
夏休みの盆踊りに参加し、日の出ホタルレンジャーという名前を付けて、ホタルの活動をPRしようと、ホタルプレートを背中につけて、点滅するペンライトを持って踊りました。黄色い大きな風船にもホタルの絵をかいて、ホタルの生息地の保全と川をきれいにすることをPRしました。
こどもたちがホタルの保護を呼びかける活動として、ポスター制作、紙芝居、「ホタルからのお願い」うちわの配付などを行いました。ヘイケボタルが生息できる湿地の復元整備もしました。
ホタルの鑑賞に来た人たちに1日に10〜20回、ホタル観察のマナーやホタルについて知ってもらうために紙芝居を行いました。ライトやスプレーを持っている人に注意したり、カワニナを見てもらったりもしました。
ホタルの生息環境を守るために、ごみ拾いや草刈りなどを行い、地域の人にも呼びかけるために、のぼりや横断幕、新聞を作りました。
エコワーク(川を守るための活動)として簡単にできて長続きすることを考えました。給食を残さない、給食の食カンはいらなくなった紙でふきとってから返すなど、こどもでも出来ることを校内放送で呼びかけました。地域の人にもポスターや回覧板で呼びかけました。