九州・沖縄エリア

阿蘇くじゅう国立公園

阿蘇くじゅう国立公園

国立公園名

阿蘇くじゅう国立公園

特徴

阿蘇くじゅう国立公園は、九州のほぼ中央に位置し、周囲約100kmに及ぶ世界最大級のカルデラ地形とその北東部に連なるくじゅう火山群からなる公園です。カルデラ内の中央火口丘(阿蘇五岳)の中岳やくじゅう連山の硫黄山は、今も活発な活動を続けている活火山で地球の鼓動が体感できます。また、阿蘇地域は、野焼きや牛馬の放牧など人々の営みによって守られてきた雄大な草原、田畑や集落が広がっているのが特徴で、特有の生態系や文化が息づいています。

活動スケジュール

自然とふれあおう!
ジュニアジオガイド講座
開催日時 1.10月2日~3日(土・日)
2.10月30日~31日(土・日)
3.11月13日~14日(土・日)
4.11月20日~21日(土・日)
参加条件(定員・対象・参加費) 定員:35名
対象:小学5~6年生
参加費:
1. 2,600円
2. 2,200円
3. 2,200円
4. 2,200円
主な内容 阿蘇くじゅう国立公園の重要な景観地であるジオサイトを舞台に『生きている阿蘇』を学びます。『火山の恵みと人々の営み』『火山やカルデラの雄大さ』などについて見学・体験・実験を通して知識・理解を深めながら、最終ゴールである「大観峰でのガイド体験」を目指します。最終回では、大観峰を訪れている一般の観光客へ向けて、参加者一人ひとりが実際にガイドを行います。本事業は、参加者の「学びの積み重ねを表現する力」などの向上を目指しています。
申し込み・問合せ先 団体名:(独)国立阿蘇青少年交流の家
URL:https://aso.niye.go.jp/
電話:0967-22-0811

活動レポート

自然とふれあおう!

ジュニアジオガイド講座

実施期間 ①9月2日(土)~3日(日)
②9月23日(土)~24日(日)
③9月30日(土)~10月1日(日)
参加者数 19名
活動概要 阿蘇の魅力の一つである草原について、農家の方のお話や草原散策などを通じて、その恵みや現状、歴史や保全の取組などについて学びました。
最終日には自らジュニアジオガイドとなり、たくさんの観光客に、学んだことを発信しました。
1_町古閑.JPG
草原内を散策し、見つけた花の種類でビンゴゲーム!
2_地層.JPG
地層を観察して、阿蘇の成り立ちを知りました。
3_野焼き体験.jpeg
実際に野焼きを疑似体験し、草原を守ることの大変さを感じました。
4_ガイド体験.jpeg
最終日は大観峰でガイド体験!阿蘇の草原について、たくさんの観光客に発信しました。

ジュニアジオガイド講座

実施期間 ①8月21日(日)~22日(月)
②9月3日(土)~4日(日)
③9月23日(金)~25日(日)
参加者数 24名
活動概要 阿蘇くじゅう国立公園内とその周辺にある多様なジオサイトの探索、体験を通し、阿蘇の自然や文化への理解を深めました。
最終日には活動を通して学んだことをまとめ、ジュニアジオガイドとして一般の方々に発信しました
ジオパークを歩いて探検し、阿蘇の魅力を全身で感じました。
小麦粉を使って、阿蘇のカルデラを再現!阿蘇のシンボルである阿蘇山やカルデラの仕組みについて、理解を深めました。
国立公園やジオパークについて講話を聞き、阿蘇の自然や文化について学びました。
学んだことを生かして、大観峰でガイド案内!たくさんの観光客に、阿蘇の魅力を発信しました。

ジュニアジオガイド講座

実施期間 ① 10月2日(土)~3日(日)
② 10月30日(土)~31日(日)
③ 11月13日(土)~14日(日)
④ 11月20日(土)~21日(日)
参加者数 第1回:23名
第2回:25名
第3回:25名
第4回:25名
活動概要 阿蘇くじゅう国立公園内とその周辺にある多様なジオサイトの探索、体験を通し、阿蘇の自然や文化への理解を深めました。
最終日には活動を通して学んだことをまとめ、ジュニアジオガイドとして一般の方々に発信しました。
ジオサイトを歩いて探検!
国立公園やジオに関する仕事をしている方々から阿蘇の自然や文化の話を聞きました。
これまで学んだことをもとにガイド用資料をつくりました。
いよいよガイドを実践!訪れた人に阿蘇の魅力を発信しました。

ジュニアジオガイド講座

実施期間 第1回:9月12日~13日
第2回:10月31日~11月1日
第3回:11月14日~15日
第4回:11月21日~22日
参加者数 第1回:22名
第2回:20名
第3回:22名
第4回:20名
活動概要 阿蘇くじゅう国立公園内及びその周辺にある多様なジオサイトの探索、体験を通し、阿蘇の自然や文化への理解を深めました。
最終日には活動を通して学んだことをまとめ、ジュニアジオガイドとして一般の方々に発信しました。
写真1
ジオサイトを歩いて探検
写真2
水源の水を飲み比べ。五感を通じてジオサイトの恵みを学びます。
写真3
現役ジオガイドからガイドのコツを教わります
写真4
いよいよガイドを実践!訪れた人に阿蘇の魅力を発信しました。

ジュニアジオガイド講座

実施期間 第1回:7月13日(土)~15日(月・祝)、
第2回:9月21日(土)~23日(月・祝)、
第3回:10月26日(土)~27日(日)
参加者数 第1回: 36名
第2回: 31名
第3回: 27名
活動概要 ・主に阿蘇くじゅう国立公園内にあるジオサイト(10カ所以上)を見学し、当該サイトの特徴等を学ぶ。
・阿蘇山の成り立ちや、その風致景観から派生した文化・生活様式等を学ぶ。
・学習事項を踏まえ、公園利用者への解説内容を検討し、とりまとめ、実際にジオガイドを実践体験。
写真1
ジオサイト見学
写真2
阿蘇山の成り立ちの学習(噴火実験)
写真3
国立公園講義
写真4
ジオガイドの実践

「平成30年度くじゅう子どもパークレンジャー」

実施期間 平成30年7月24日(火)~7月25日(水)
参加者数 19名
活動概要 阿蘇くじゅう国立公園くじゅう地域内の久住高原をフィールドに、国立公園として重要な環境である湧水を知ってもらうために、源流地点を歩いて訪れて、観察や体感する事で、湧水が作り出す自然環境の成り立ちや歴史、また地域の人々の暮らしを支えている事について知ってもらう事を目的とします。
納池公園の説明をしていただいています。納池公園は日本最初の公園の1つで、明治6年に東京の浅草、上野、京都の嵐山と共に指定され、昭和18年には大分県の名勝地となっています。
子どもたちが虫取り網と水槽を持って、水中生物探しをしました。
講師の方による納池公園の水中生物の説明。
カワゲラやヘビトンボの幼虫などを皆で観察して、説明を聞きました。
講師の方による映像を使った【森や川の生物の繋がり】説明。

平成29年度 くじゅう子どもパークレンジャー

実施期間 平成29年7月25日(火)~平成29年7月26日(水)
9:30~18:00(1日目)6:30~15:00(2日目)
参加者数 18名
活動概要 阿蘇くじゅう国立公園くじゅう地域内の久住高原をフィールドに、国立公園としての重要な景観及び環境である「草原」をテーマとして、実際に歩いて観察することにより、自ら住んでいる地域を子どもたちが深く理解する事を目的とします。
地元の子ども達が自分達の住む地域の草原を実際に歩いて体験しました。ここは畑になっている採草地で人の手で作られた草原です。
以前は草原だったが、野焼きが行われなくなったため、森になってしまった場所の説明を受けました。くじゅうの草原は、人が野焼きをして保たれていることを学びました。
「草原にはどの様な生き物がいて、それが人間と、どの様に関わって生きているのだろう」をテーマに講師の方にお話をいただきました。くじゅうにいる生き物は互いに関係しあって生きている事を学びました。
ここは1000年以上前から続いている採草地の草原。野焼きを毎年行って、1年に1回だけ草を刈り取ります。子ども達は講師の方の話を興味を持って聞いていました。

平成28年度 くじゅう子どもパークレンジャー

実施期間 2016年7月26日(火)~7月27日(水)
参加者数 21名
活動概要 阿蘇くじゅう国立公園くじゅう地域内の久住高原をフィールドに、登山道パトロールをしながらフィールドサイン(動物の痕跡)を探して、くじゅうに生息する生き物について調査しました。
阿蘇くじゅう国立公園を構成する大事な要因である火山。赤川荘の近くでは硫黄のにおいがして、白い水がわき出ています。火山の存在を、温泉の湧き出すところを観察することで身近に感じることができました。
森の中を、フィールドサインを探しながら歩きました。普段歩くような道と景色が全然違います。よく目をこらすとあちこちにフィールドサインがありました。
何か見つけたみたいです。ここにはシカの足あとがありました。他にもイノシシのヌタ場、モグラやネズミの穴、フンなどのフィールドサインを見つけました。また、カエルやカミキリムシを捕まえました(観察した後その場で放しました)。
水辺の生きものは、水がきれいか汚れているかの環境によって種類が変わることや、巣を持つトビケラの生態、切ったところから分裂するプラナリアなど、水生生物と水辺環境ならではの特徴について学んだ子どもたちでした。

久住高原で一泊2日のキャンプに挑戦!

実施期間 2015年7月28日(火)~7月29日(水)
参加者数 21名
活動概要 阿蘇くじゅう国立公園やレンジャーの仕事についての解説、センサーカメラを使用した生きもの調査、ハイキング、大野川源流部における水生生物の観察などをとおして、参加した子ども達にくじゅうの自然の豊かさや、自然を大切にする心を知ってもらった。
中村自然保護官から国立公園とレンジャーの仕事について解説。自分の地域がどのような場所で、どんな人たちが守っているのかを考えるよい機会になりました。
中村自然保護官から国立公園とレンジャーの仕事について解説。自分の地域がどのような場所で、どんな人たちが守っているのかを考えるよい機会になりました。
増水時にしか現れない幻本山滝までハイキング。突然の夕立に打たれましたが、子供達は元気に最後まで歩きとげ、幻の滝の下で涼みました。
増水時にしか現れない幻本山滝までハイキング。突然の夕立に打たれましたが、子供達は元気に最後まで歩きとげ、幻の滝の下で涼みました。
水辺の生きものは、水がきれいか汚れているかの環境によって種類が変わることや、巣を持つトビケラの生態、切ったところから分裂するプラナリアなど、水生生物と水辺環境ならではの特徴について学んだ子どもたちでした。
水辺の生きものは、水がきれいか汚れているかの環境によって種類が変わることや、巣を持つトビケラの生態、切ったところから分裂するプラナリアなど、水生生物と水辺環境ならではの特徴について学んだ子どもたちでした。

久住高原の自然の中で遊ぼう!

実施期間 2013年8月20日(火)
参加者数 10名
活動概要 久住高原の沢水(そうみ)地区にて、草原やくじゅう連山の湧水部に生息する昆虫や水生生物を採集・観察。くじゅうの自然環境にどのような生き物がいるのかを学びます。
緑いっぱいの草原でいざ昆虫採集。あちこちで次々に「捕まえた!」と歓声が上がりました。中には、虫かご一杯に捕まえた子どももいました。
緑いっぱいの草原でいざ昆虫採集。あちこちで次々に「捕まえた!」と歓声が上がりました。中には、虫かご一杯に捕まえた子どももいました。
捕まえた生き物の名前をみんなで確認中。コオロギなどのバッタ類やトンボ類、チョウ類、また、は虫類のカナヘビなど11種を捕まえました。
捕まえた生き物の名前をみんなで確認中。コオロギなどのバッタ類やトンボ類、チョウ類、また、は虫類のカナヘビなど11種を捕まえました。
水生生物の専門家・斉藤先生のお話では、プラナリアの驚きの生態に子どもたちも興味津々!水辺の生き物と水質との関係など、生き物と自然環境のつながりについて学びました。
水生生物の専門家・斉藤先生のお話では、プラナリアの驚きの生態に子どもたちも興味津々!水辺の生き物と水質との関係など、生き物と自然環境のつながりについて学びました。
湧水が集まって流れる小川で、水生生物の採集。冷たい水と格闘しながら、カワゲラやヨコエビ、ヘビトンボの幼虫、そしてプラナリアなど7種を確認。いずれもキレイな水にすむ生き物でした。
湧水が集まって流れる小川で、水生生物の採集。冷たい水と格闘しながら、カワゲラやヨコエビ、ヘビトンボの幼虫、そしてプラナリアなど7種を確認。いずれもキレイな水にすむ生き物でした。

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