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わたしたちが()らしていくうえで、電気やガスを使ったり、車や飛行機()に乗ったりすることは()かせません。電気を作るために石油や石炭を()やしたり、車を動かすためにガソリンを使ったりすると、二酸化炭素()がたくさん発生します。
そうしてエネルギーを使うことで、二酸化炭素()が出()けると、地球の温度がどんどん上がっていってしまいます。
地球は、太陽の光によって温められます。これまでは、地球の()りにある「温室効果()ガス」が、地球から宇宙()ににげていく()吸収()し、温室のように地球を快適()な温度にしてくれていました。
しかし、温室効果()ガスが()えすぎると、宇宙()()がにげなくなり、どんどん地球が暑くなってしまうのです。温室効果()ガスは、二酸化炭素()のほかにメタンなどもありますが、ほとんどが二酸化炭素()です。
つまり二酸化炭素()()えると、地球の()がこもってしまいます。これが地球温暖化()です。
このままのペースで二酸化炭素()()()けると、気温が上がることで空気の大きな流れが()わってしまい、日本でも台風や洪水()などの気象()災害()やこれまでにない大雨や()しい暑さといった異常()気象()()えていきます。また、海面が上がって島や標高()()海辺()地域()がしずんだり、()ばつが起きて農作物が取れなくなったり、世界中の自然()()らしにいろいろな影響()が出るともいわれています。
地球温暖化()()ぐことは、日本だけではなく世界中が取り組まなければならない問題です。そこで、2015年に、世界の国がフランスのパリに集まって、地球温暖化()について話し合いをしました。
ここでは、地球の気温を少しでも()くするために、今よりも二酸化炭素()などの温室効果()ガスをできるだけ早く、できるだけたくさん()らしていく約束()が交わされました。これが「パリ協定()」です。
この約束()を守るために、すべての国で、これまで以上()二酸化炭素()などを()らす取組をしていかなければいけません。
そのために、日本でも、エネルギーを効率()よく使う()エネにできるだけ取り組んだうえで、太陽光や風力といった再生()可能()エネルギーの使用をもっと()やし、温室効果()ガスを出さない、「脱炭素()社会」を目指す取組をしていきます。
エアコンの温度設定()()えたり、冷蔵庫()の中を整理したり、物を買うときは()エネ製品()()んだりするなど、みなさん一人ひとりがすぐにでもできる()エネの取組もあります。
地球温暖化()()ぐためには、わたしたちみんなで取り組んでいくことが必要()です。
白熊の写真
気温はどんどん上がっていきます

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