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環境省政策評価

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平成13年度環境省事後評価

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政策評価 (1)平成15年度環境政策の企画立案に向けて (2)事後評価


 

II    各種施策を統合する基盤及び各主体の参加に係る施策

  1.環境基本計画の効果的実施   (事後評価シート)   

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<目標>

環境基本計画を効果的に推進するための基盤整備を進める。

<評価>

関係府省一体となった政策調査の推進や各種計画と環境基本計画との調和が図られた ことなど政府における環境基本計画の総合的な推進について、一定の成果が見られた。また、環境基本計画の各分野において定量的な目標設定に向けた統計データや国内外の自主的取組に関する情報の収集を行った。

一方、環境基本計画の推進・点検のための仕組みである環境管理システムの各府省への導入は進展していないことから、同システムの導入に向けた検討を進めるとともに、研修や情報提供などの手段により同システムの構築を促していく必要がある。また、環境白書の発行部数は確実に増加しているものの、環境基本計画の認識率は2割弱に留まっており、各種媒体の効果的な活用など一層の普及啓発を図る必要がある。

なお、環境基本計画の効果的実施のためには、環境保全施策の社会・経済的観点での分析が必要であり、このための基礎的実証的研究が必要である。

<課題>

  • 各府省における環境管理システムの導入促進
  • 環境基本計画の適切な点検手法の開発、点検結果の環境保全経費の見積り方針への適切な反映
  • 定量的な目標設定を図る上で不可欠な環境統計の充実、データベースの整備・改良
  • 環境基本計画の普及啓発に向けた一層の取組の進展
  • 環境と社会経済の状況についての長期的な将来予測の実施
  • 環境・経済・社会の統合に向けた実証的研究の推進