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平成13年度環境省事後評価

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政策評価 (1)平成15年度環境政策の企画立案に向けて (2)事後評価


 

I    環境への負荷が少ない循環と共生を基調とする経済社会システムの実現

   6.廃棄物・リサイクル対策
  (6)合併処理浄化槽の整備によるし尿等の適正な処理の推進   (事後評価シート)   

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<目標>

河川や湖沼等の水質汚濁の大きな原因となっている生活排水の対策を推進し、健全な水環境を確保する。

<評価>

し尿と生活雑排水を併せて処理する合併処理浄化槽は、排出源でこれらの汚水を処理することができ環境保全上効果的であるだけでなく、短期間にかつ容易に設置できる等の特徴を有している。このため、下水道や農業集落排水施設などの集合処理と連携を図り、地域に応じた効率的な整備を行うことで、河川、湖沼等の水質汚濁の大きな原因となっている生活排水対策に対して、効果的な手段となっている。

平成12年度末の合併処理浄化槽、下水道、農業集落排水施設等の汚水処理施設整備率は、71%であり、このうち、合併処理浄化槽の整備率は7.2%で年々上昇している。また、合併処理浄化槽の整備事業に取り組む市町村数も年々増加しており、目標達成に向けて着実に進展している。

汚水処理施設の整備が中小市町村に移行していることから、健全な水循環、生活雑排水対策を更に推進していくため、合併処理浄化槽を活用し地域の特性に応じた効率的な汚水処理施設の整備が必要である。

<課題>

  • 各種汚水処理施設の特徴、経済性等を十分考慮し、地域の特性に応じた合併処理浄化槽の整備の促進
  • 市町村が運営主体となる特定地域生活排水処理事業の効率的な推進