採用・キャリア形成支援情報

環境省 子育て座談会

2015/7/1 ~環境省 子育て座談会(前半)~

突然ですが、就職活動を行っている中、自分が実際に働いている姿を想像するのは難しいと思います。

ましてや、子育てと仕事の両立をどう行うかを具体的にイメージするのは大変だと思います。そこで、今回は育児をテーマに、座談会を行いましたので、豪華2本立てでお送りいたします!

参加者は現役子育て中の五名にお話しいただきました。

内藤冬美 補佐 H9年入省 (内)

相澤寛史 補佐 H11年入省 (相)

鈴木あや子補佐 H16年入省 (鈴)

前田大輔 補佐 H17年入省 (前)

甲斐文祥 係長 H22年入省 (甲)

(相)こんにちは!今回は、採用Facebookの特別企画として育児との両立を特集します!今は働き方や結婚観の多様化も進んでいますが、それでも多くの方は就職すると結婚・子育てを経験することになります。他方で、国家公務員は超過勤務も多いとの噂もあり、育児と仕事の両立に不安を抱く方も多いのではないかと思います。そこで、環境省での子育ての実態はどうなっているのか、コツは何かあるのか、育休や時短勤務などを経験した職員に聞きたいと思います。

ちなみに、私自身はイクメンというと妻に怒られますが、子どもが3人いて、育児のことを日々考えさせられています。まずは、育児体験と仕事との両立のコツなどをお伺いできればと思います。周りのサポートの感動する話(?)ももちろん歓迎です。

(鈴)私は民間企業に勤める夫と2歳の息子の3人家族です。約一年の産休・育休の後、昨年4月に職場に復帰し、今は「育児時間」という制度を利用して、通常より1時間半早く退庁しています。

実はこの1年強の間に異動で3つの部署を経験したのですが、どの部署でもこうした働き方を予め受け入れてくれ、多くのサポートをいただけることがとてもありがたいです。私がいつもより遅くまで残っていたりすると、「大丈夫?」と声かけをいただくこともありました。

職場にいる時間が少ない分、カチャット(スマホ等で職場のメールが見られるツール)を使って自宅で仕事をしたりと何とかやりくりしています。

(相)なるほど、制度を利用することも大事ですが、周囲がちゃんと理解して受け入れてくれることは重要ですよね。ちなみに、カチャットは有用だと思う人はどれくらいいますか?(全員挙手)

(内)添付ファイルの添削ができず不便もありますが、修正は電話で職場に連絡すれば良いし、テレワークには必須です。機能的にも今後、霞ヶ関全体で改善されるそうです。

(相)それは今後の改善にも期待したいですね。今回は、5人のうち男性2人を含む4人が育休を取得していますが、育休以外の制度を使用した方は他にいますか?

(前)私は「超過勤務免除制度」を活用しています。勤務時間を短くするものではないですが、18時15分の定時にしっかり帰れるという制度です。妻も同じ国家公務員で、長男の産休・育休から妻が復帰する時に合わせて1年間この制度を利用させてもらいました。制度を使う1年前ぐらいから人事に相談することで、そのことを前提に配置を検討してもらえました。制度を実際に使っていくためには、早めに人事担当や上司、同僚に相談して、周りの理解と仕事を進めていくための環境をちゃんと整えることがコツですね。

 

(相)「早めに相談」がカギですね。ぜひそうしたコツを省内の後輩たちにも伝授してくださいね。皆さんうまく子育てと仕事の両立を図っているようですが、苦労している面などもあれば教えて下さい。

(甲)私の場合は、現在2歳の娘がおり、9月に第2子が誕生予定です。妻は民間企業で働いています。同じ悩みをお持ちの人もいるかと思うんですが、保育園を探すのに苦労しました。それまでは必ずしも十分に育児に関われていなかったので、子どもの保育所通いを契機にもっと関わりたいと思っていましたが、保育園が家から片道45分と遠くなってしまったこともあり、育児時間を取得して保育園に送り迎えに行っています。育児に積極的に参加することでよかったと感じることもたくさんあります。例えば娘のなつき加減が変わりました。今まではママの方に甘えていたのが、最近は私の方にすり寄って来るようになり、ヨシッ!と思っています(笑)また、新しい言葉を覚えたことや、泣いている理由などが、以前よりわかるようになり、日々の成長をより感じることができていると感じます。

ただ、仕事面では、まだ少し周りに迷惑をかけている感覚があるので、どうすればもっとうまくいくか、日々模索しています。

(相)子育ての醍醐味を満喫していますね!仕事の方については、育児は誰もが順番に訪れる人生のイベントなので、今はたまたま自分の番であって、次はだれかの手伝いをするんだからお互い様、という考え方がいいと私は思っています。

 公務員に限らない問題だと思いますが、保育園については、私も苦労しています。子どもたちを別々の保育園に預けているので、それぞれを回るだけで1時間以上かかってしまいます。

(鈴)朝の保育園の送りは大変ですよね。私は職場復帰の前に、何時に起きてどのように動けばよいか夫とともに1週間くらい実践し、その結果、朝6時には起きないと間に合わないことがわかりました。夫発案ですが(笑)、実際にやってみることでやるべきことを共有できたのが良かったです。

(前)自分の場合、保育園探しは、子どもが生まれる前から妻が動いていました(笑)。非認可の保育園を早々に予約してしまいました。

(内)早めの準備は大切だと思います。私の場合は、8歳の息子がいるのですが、出産半年後からジュネーブに赴任して息子が3歳半まで海外で育てました。帰国時に、日本で保育園に入れるために、インターネットで帰国前から保育園の待機児童情報を見て、入園可能な区に家を借り、少し先に帰った夫が手続きをすぐ進められるようにしました。


(相)ありがとうございました。まだまだ話は尽きませんが、第一回はここまでとします。今回、主に子育てに使える制度の話と、保育園の話題が中心でした。次回は家事や、家庭での御苦労などについても聞いてみたいと思います!

2015/7/7 ~環境省 子育て座談会(後半)~

先週お送りして大変好評だった環境省子育て座談会の後半部分を投稿いたします。

今回は家庭での苦労話などを中心としたトークとなっております。

...※参加者は、前回と同じく、現役子育て中の五名にお話しいただきました。

(前)家事分担についてはあえて決めていません。できる人、気づいた人がやることにしないとどちらかの負担が増えてしまうからです。

※参加者全員が明確な家事分担を決めていませんでした。

また、最近の悩みに地方出向があります。私の年次だと地方に出向する可能性があるのですが、家庭的には負担になります。そのときに考えるしかないですが、地元だったら実家のサポートが得られるため、「地元周辺なら」と希望しています(笑)

(甲)私は今の娘を妊娠中に妻の体調がよくない時期があったため、その時期に家事をほとんどやっていました。元々家事は分担しながらやっていましたが、結果的にこの時期に家事能力がかなり鍛えられと思います。ただし、料理のレパートリーを決めるのは今でも大変で、インターネットからの情報が欠かせないですね。我が家の場合、同じメニューが続くと子どもが食べないことが多いのがつらいです。

(相)同じ悩みをもっています。作れるメニューが限られているため、「またチャーハンなの?!」と文句を言われることもあります(笑)それでは最後に内藤さん、お願いします。

(内)息子は8歳なので、皆さんと違い子育ての修羅場は過ぎた気がします。子供が小さい時に海外勤務でしたが、仕事相手が主に国連職員で基本残業をしないため、自分も早く帰宅できて子育てしやすかったです。他省勤務の夫も育休を取得して同伴してくれ、その後同じくヨーロッパ勤務になったため、週末に格安航空で夫がジュネーブにくる、という生活を2年しました。日本に戻った途端、夜に対応を求められる仕事が増え、育児との両立に大変苦労しました。ちょうど震災の混乱期も重なったこともあり、かなりいっぱいいっぱいの時期もありました。後輩にはそのような苦労をしてほしくないので、ワークライフバランスのための取組や提言※1を行っています。

※1:内藤補佐による働き方の提言

http://www.cas.go.jp/jp/gaiyou/jimu/jinjikyoku/teigen.html

(相)ここで子育ての先輩である内藤さんに質問してみたいと思います。

(一同)子育てのピークはいつでしたか?いわゆる「小一の壁※2」問題はありましたか?昔と比べて育児のサポート制度は充実してきていますか?

※2 保育所は子供を長い時間預かってくれたが、小学校1年生になると、放課後児童クラブ

等の開設場所や開所時間が必ずしも十分ではないために、仕事と子育ての両立ができ

なくなるという問題。

(内)子育てのピークは大体3歳くらいまででした。おむつもとれ、話してわかるようになるとだいぶ楽になります。小一の壁に対処するため、我が家は夫の実家の近くに就学時に引っ越しました。祖父母の協力のお陰で今何とかやっています。育児のための制度自体は増えていると思いますが、それを活用できる環境にあるかが重要です。両立する先輩のロールモデルが最近増えたことは、不安な若手からすると、良いことではないでしょうか。

(相)ありがとうございます。実際に経験をされた方のお話は大変参考になります。他に

普段思っていることなどがあれば、皆さんぜひお話ください。

(前)私は、国家公務員は育児をしやすい環境にいると思います。最近は特に政府が行っている「女性の活躍推進」の活動を支援するため、まずは国から行うという雰囲気があるため、夫婦共に公務員の我が家はとても理解がある環境で働けていると実感しています。

(甲)私は現在の日本は100か、0か、の働き方を迫られる職場が多いのではないかと感じています。育児中の職員はどうしても100%仕事に費やせない時期がありますが、だからといって休職やメインストリームでない部署でしか働けないことになると、後に続く人たちは、子育てをするとやっぱり今後のキャリアに影響するのかと不安に思ってしまいます。そこで、70%や80%の働き方など、様々な働き方ができるともっと職場環境は良くなるのではないでしょうか。

(鈴)私は職場復帰のときは不安もありましたが、仕事のカンは案外早く取り戻せましたし、家庭以外に自分のコミュニティがあることの重要性を感じています。子どもにとっても日中友達と一緒に身体をいっぱい動かして遊べる環境はとても楽しいようでありがたいです。今後も育児と仕事を両立できるようがんばりたいと思っています。

(内)環境省は比較的小さい組織なので、機動力があり、改革しやすいと思います。働き方についても同じ事がいえるのではないでしょうか。今後、育児をする職員はもちろん、介護や病気等、様々な状況の職員が活躍できる省にしていきたいですね。

(相)就職活動中の学生さんだけではなく、省内の若手にも聞かせてあげたい貴重な話ばかりでしたね。本日はどうもありがとうございました!

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