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環境省職員LA留学体験記

2013/1/29 環境省職員LA留学体験記 その1

 みなさんこんにちは!環境省の辻景太郎と申します。

 さて、今回の連載はアメリカは、ロサンゼルスからです。ロサンゼルスの生活は最高です。何が良いって、一番は天気!年中ほとんど雨は降らず、かと言って夏も湿気がなくてすごしやすくて、輝く太陽の下、充実した生活を送っています。

 僕がLAで何をしているかと言うと、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の公共政策大学院であるLuskin School of Public Affairsに通っています。政府の制度で2年間職場を離れ、留学生活を送っています。Master of Public Policy(公共政策修士)を取得して、環境省に戻る予定です。キャンパス写真

 写真はUCLAのキャンパスです。建物の色合いが統一されていて、いたるところに芝生があり、思い描いていたアメリカの大学!です。

 それと、Luskin Schoolの隣に、Sculpture Gardenという彫刻が点在する芝生があって、建築・美術好きの僕にはたまりません(箱根の森美術館みたいな感じ)。こういう景色を見ると、働きながら昼休みTOEFLの勉強をしたり、年末年始に家にこもってエッセイ(小論文)を書いたり、ドイツに留学中だったゼミの教授から送ってもらった推薦状がなかなか届かなくてやきもきしたり、そういった苦労がすべて報われた気がします。

 そんな想いも込めて、今日から4回にわたって、カリフォルニアでの留学ライフを紹介したいと思います。

2013/1/30 環境省職員LA留学体験記 その2

 こんにちは、UCLA留学中の辻景太郎です。今回のテーマは勉強。

 僕の専攻・公共政策(Public Policy)は、経済学や統計学の考え方を使って、政策を分析的に考えていこうという学問です。今は2学期目で、ここまではミクロ経済学と統計学が授業の中心です。...

 最初の学期の選択科目は"交通と環境"。アメリカの環境アセスメント制度を学んで、日本の制度と比較するだけじゃなくて、中国人と中国への適用可能性を考えたり、なかなかアツイ経験ができています!

 学部時代の専攻は法律。法律は善悪の判断基準を身に付ける学問で、自分の性格的にも"良いか悪いか"の二元論で物事を考えてしまうことが多く、政策立案に必要不可欠な"どれくらい"良いか、という定量的な思考が自分に欠けていることを痛感しました。

 これ、定量的な思考回路を植え付けたい!というのが自分の留学の学問的動機です。

 国交省への出向を含め4ポストを経験しての公共政策への留学は、学問と実務の融合という意味で、自分の人生で最良のタイミングだと思っています。

授業風景の写真

 写真は統計学でやったグループプレゼンの様子です。アメリカの貧困について、授業で学んだ手法を駆使して分析。バックグラウンドが異なるグループのみんなと、データの集め方から分析方法、考察までがっつり議論して合意形成していくのは、民間企業の役員たちと検討会で議論をしていたのを思い出しました。

2013/1/31環境省職員LA留学体験記 その3

 こんにちは、UCLA留学中の辻景太郎です。今日は学外のことを書いてみたいと思います。

 留学は、アメリカ人はじめいろんな国の人に囲まれ、切磋琢磨するのが醍醐味。だから、勉強だけではなくて、クラスメイトとの交流も存分にしようと。

パーティーの写真

 ハロウィン、サンクスギビング、クリスマス、、イベントを満喫しながら、自分で企画したりもします。写真はクラスメイトを自宅に招いた寿司パーティ(筆者は前列一番右)。寿司を自分で握るのはなかなか大変でしたが、日本人の誇りにかけて、握り、巻き、ちらし、稲荷を用意しました。Sushi、Karaokeをはじめ日本文化って驚くほどアメリカ(や世界)に浸透していて、"ソフトパワー"の力の強さを感じます。

 でも同時に日本は物理的な距離のハンデがあって、行ったことがない人が多いことにも気が付きました。もっと日本のことを知ってもらいたいと思って、Luskin Schoolの学生を引き連れて行く、"ジャパントリップ"を企画中です。被災地でボランティアもしてもらいます。

 話がそれましたが、多様性こそがアメリカの魅力で、28年間日本で育って来た自分が、本当の意味で違いを受け入れられれば、立場の違う相手と利害調整をして政策を作っていく行政官にとって大事な要素になると思っています。

 なぜ乱射事件がいくら起きても銃の所持は権利だとアメリカ人は思っているのか、とか、なぜ中国人は結婚相手に車と家の所持を求めるのか。そういう頭では知っていることを体験することで、違いに対する寛容さと想像力を少しでも高めていくことができたらな、と思います。

2013/2/4 環境省職員LA留学体験記 その4

 こんにちは、UCLA留学中の辻景太郎です。

 さて、最後は楽しい話です。就職すると10日間以上の休みがとりづらいけど、長期の休みがあるのも留学ならでは!たとえばUCLAの冬休みは3週間。前半は、渡米前は採用担当だった縁で内定者が2人たずねてきてくれて、眠らない街ラスベガスと、夏の最高気温は50℃・デスバレー国立公園に行ってきました。

 後半はメキシコ旅行!メキシコ出身のクラスメイトがつきっきりでガイドしてくれて、現地にも少し溶け込めた気がするし、遺跡好きの僕にはティオティワカンの太陽/月のピラミッドは垂涎モノでした。写真は月のピラミッドです。

旅行の写真

 4回にわたる連載もこれで終わりです。あまり深いことが書けませんでしたが、学生時代、環境省に決まったことを周りに報告すると、みんなから口を揃えて"タダで留学できるのうらやましい"と言われたものでした(注:長期在外研修という研修扱いとなるため、学費が国費で支給されます。もちろん帰国後は留学経験を活かした一層の活躍が求められます)。実は内定者時代は留学はあまり考えていなくて全然ピンと来ていませんでしたが、何の因果か今貴重な機会をいただいています。

 個人の選択+選考のうえで、留学する職員は結構います。環境省では、希望してマジメに英語の勉強ができれば全員とは言いませんが、だいたいみんな行ってるんじゃないでしょうか(個人的感覚です)。

これだけチャンスが広い職場もそう無いと思うので、留学志向が高い人にはオススメですよ。

 最後は宣伝になってしまいましたが、どうもありがとうございました。就活も勉強も頑張ってください!私も負けずにロサンゼルスで将来の日本と世界のために精進しまっせ。

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