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総合職事務系:FAQ

4.他の主体との関わりについて

Q 「環境問題」への関わり方に関して、他省庁と環境省の違いは何ですか?

A:

各省庁は政府の中でそれぞれ異なる任務を担っています。例えば外務省は平和で安全な国際社会の維持と国際社会における日本の利益増進を(外務省設置法第3条参照)、経済産業省は経済・産業の発展と資源・エネルギーの供給を(経済産業省設置法第3条参照)、国土交通省は国土の利用・開発・保全を(国土交通省設置法第3条参照)任務としているのに対し、環境省の任務は「地球環境保全や公害の防止、自然環境の保護などを含む環境の保全・創出と、原子力の安全確保」です(環境省設置法第3条参照)。

したがって、ある特定の政策分野(例えば、地球温暖化対策など)について複数の省庁が連携・協力して施策を進めることは頻繁にありますが、そうした場合にもそれぞれ任務が異なっており、「環境の保全・良好な環境の創出」という観点からその問題にアプローチしているのは環境省だけです。