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概要

エコジン04・05月号

身近なペットから感染する病気に注意動物から人へ、人から動物に感染する病気を、人と動物の共通感染症(人獣共通感染症、ズーノーシス等)と呼びます。普段私たちの身近にいるペットからも感染することがあり、その種類には狂犬病をはじめ、パスツレラ症(犬・猫)、猫ひっかき病(猫)、オウム病(鳥類)、サルモネラ症(は虫類・鳥類・ほ乳類)などがあります。中には、症状が出ない動物もいるため、注意が必要です。(括弧内は、感染するおそれのある主な動物)FILE No.06身近にあるさまざまな環境問題と私たちの健康との関係についてご紹介します。みんなのカラダと環境のお話傷の腫れ、発症 状 熱、疼痛など(病気によって多様な症状がある)イヌやネコ、鳥、は虫類など、身近なペットから感染する病気には、さまざまな種類がありますペットとの過剰なふれあいが病気の原因になることも!?動物から人への感染は、引っかかれたり、口の周辺を舐められたりといった接触や、乾燥して舞い上がった糞便を吸い込んでしまうことなどによって起こります。傷の腫れ、発熱、呼吸器の症状、下痢やおう吐など、多様な症状がみられるため、本当の原因が何かわからないことがあります。人と動物の共通感染症の主な症状CAUTION? 傷の腫れ? 発熱? 疼痛? 呼吸器の症状? 下痢・おう吐 など治療方法はそれぞれの病気により異なるので、正確な診断をしてもらうために、医師には、ペットを飼育していることや普段のペットとの接し方を伝えましょう。ペットからの感染を防ぐために、ペットの健康状態にはいつも気を付けて、飼育場所を定期的に適切な方法で清掃し、ペットとの過剰な触れ合いは控えましょう。処方箋と う つ う33