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概要

エコジン04・05月号

30 エコジンイオマス発電」とは、木材や植物のかすなどの再生可能な生物資源(バイオマス)を原料とした発電のことです。石油や石炭などの化石燃料を使わないため、CO2フリーのクリーンな電気として注目を集めています。私が勤務する川崎バイオマス発電所は、大都市の川崎市にあるのですが、都市圏では建設廃材やせん定された枝などが多く発生するため、それらをチップ化したバイオマス資源を使用しています。そこで、設備全体のオペレーション管理者として、温度や空気量、岡田 明人 さん川崎バイオマス発電株式会社川崎バイオマス発電所 発電部 課長お話を伺った人大学で機械工学を専攻した後、愛媛県新居浜市にある住友共同電力に入社。その後、同社のグループ会社である川崎バイオマス発電株式会社に配属となる。「ババイオマス発電所運転管理者とは?バイオマス発電所運転管理者発電の燃料となる木質チップ。年間発電電力量は約2億kWhで、一般家庭約3万8,000世帯が1年に使用する電力量に相当する電流・電圧などが適切かなどを中央ディスプレイを見ながらチェックし、気になる数値や異常があれば、燃料を燃やすボイラや電力を発生させるタービンなどの現場設備に行き、確認作業を行っています。