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概要

エコジン04・05月号

VOLUME . 6 持続可能な社会づくりのため注力している分野のひとつが、「エネルギープロシューマー電力市場」です。誰でも再生可能電力を生産、販売できる存在として注目されています。韓国では民間投資を促し、ゼロエネルギービル(2025年から新築ビルに義務化)、環境に配慮した街づくりを行うエコフレンドリータウン(2030年までに全国100カ所に設置)、スマート工場(2030年までに全国4万カ所に拡大)などの新たなモデルをつくり、関連市場を全域に拡大し、プロシューマー事業を総発電量の12.8%にまで広げる計画です。省エネ社会実現の一端を担う「エネルギープロシューマー電力市場」エネルギー 気候変動に対応するには、国際協力、特に途上国との信頼関係が重要だと考えています。そのため、経済成長と環境の持続可能性を両立させるための取り組みを行う国際機構であるグローバル・グリーン成長研究所の本部をソウルに設立。途上国に適したビジネスモデルを開発し、グリーンエネルギーを導入・拡大することで、経済成長につなげる“グリーン成長”の概念を普及させていきます。途上国の環境保護と経済成長の両立を目指す“グリーン成長”国際協力 2030年までに全国に100万台以上の電気自動車の普及を目指し、技術開発やインカーボンフリーアイランドフラ整備を進めています。そのため、特に済州島は同年までに島内のすべての車(約37万台)を電気自動車に転換しようとしています。国の最南端に位置し、自然環境が豊かなことから、風力、太陽光、潮力による発電にも適した済州島は、再生可能エネルギーを100%普及させ、炭素排出量をゼロにする「カーボンフリーアイランド」を目指しています。チェジュ電気自動車で「カーボンフリーアイランド」を目指す島、済州島済州島では毎年「国際電気自動車エキスポ」が開催。韓国内で日本産電気自動車のシェアも拡大中“ プロシューマー”は、生産者(producer) と消費者 (consumer)とを組み合わせた造語29