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概要

エコジン04・05月号

鳴子温泉の近くには東北大学大学院の研究施設があり、「温泉の熱と温泉街から出る生ごみで、新たなエネルギーを生み出す」というアイデアは、その施設でバイオガスの研究をしていた多田准教授から生まれた。生ごみ、微生物、温泉の熱でメタンガスを生成「エネカフェメタン」は2014年7月、鳴子温泉の中心部にある、湯めぐり駐車場の一角にオープンした。ごみを出すことが新しい楽しさを生む社会私たちは、を目指します!東北大学大学院農学研究科生ごみを持っていくとお茶が飲める。そんなユニークなカフェが、宮城県大崎市の鳴子温泉にある。「エネカフェメタン」は、東北大学大学院の多田千佳准教授らが作った小型メタン発酵装置を使い、生ごみから生成したバイオガスでお湯を沸かす、バイオマスエネルギーを体感できるスポットだ。生ゴミから生成したバイオガスを使ってお湯を沸かし、お茶を提供するカフェ(左。右はメタン発酵装置)。2015 年に環境省主催第3 回グッドライフアワード環境大臣賞グッドライフ特別賞を受賞エネカフェメタンカフェ店内の様子複合生態フィールド教育研究センター多田 千佳准教授24 エコジン