ブックタイトルエコジン０６・０７月号

概要

エコジン０６・０７月号

長野 和明さん環境省自然環境局自然環境計画課里地里山保全専門官　「森」「里」「川」「海」を保全してつなげることを目的に、環境省が進める「森里川海プロジェクト」。その大使に就任したアヒル隊長が、会場内の各所にお目見えしました。アヒル隊長の顔をかたどるコインアートコーナーでは、置かれた硬貨が熊本地震の義援金に。またブースでは、段ボール製のビューワーとスマートフォンによるVR（バーチャルリアリティ）映像が体験できる「ハコスコ」のアヒル隊長版が登場。その他、中越パルプ工業(株)による日本の竹100%でできた「竹紙」を使った竹とんぼ作りも行われました。森里川海のつながりの大切さを伝えるコインアートでは、置かれた硬貨が熊本復興の義援金に実際にたい肥を使った植え付けを行うため、スタッフの説明を受ける子どもたち土をほぐしてから苗木を移し替え、豆かす入りのたい肥と馴染みやすくする同社のリサイクルの仕組みを、コーヒー豆が主人公のオリジナル紙芝居で紹介できた苗木は参加者にプレゼント。上手く育てば、4～5 年で豆がなるそう上／ハコスコを覗けば、多摩川の流域が目の前に現れる下／「竹紙」を使った竹とんぼ作りは、多くの子どもたちに好評を博した1 23 4普川 玲さんスターバックスコーヒー ジャパン (株)環境推進担当コーヒーもサンドイッチも、自然の恩恵なくしては生まれません。アヒル隊長をきっかけに、もっと「森里川海」のことを知ってほしいです。コーヒー豆かすのたい肥を使ってコーヒーの苗木の植え付けをしようスターバックス コーヒー ジャパン (株)　スターバックスでは一部の店舗から出るコーヒーの豆かすを回収して、たい肥にリサイクルしています。また、そのたい肥は、店舗で販売するサンドイッチに使用する野菜を育てる農家で使われています。豆かすのたい肥は土を元気にし、豊かな土壌づくりに効果的といいます。ワークショップでは同社のリサイクルの取り組みの紹介を聞いた後、豆かすのたい肥を使ってコーヒーの苗木の植え付けに挑戦。完成した苗木は子どもたちにプレゼントされました。コーヒーの豆かすを効果的にリサイクルアヒル隊長コインアートコーナー環境省 自然環境局 生物多様性施策推進室23