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概要

エコジン06・07月号

12 空調のトップメーカーであるダイキン工業のショールーム「フーハ東京」(東京都新宿区)。ここでは最新型のエアコンを見学しながら、節電術などについても教わることができる。 「エアコンは進化しています。新型に買い換えてエアコンまかせの運転をした方が、省エネになる場合が多いと思います」と空調営業本部の長内美鶴さんは説明する。例えば、クールビズで推奨する室温28℃でやや暑さを感じたとしても新型のエアコンには、設定温度を下げなくても湿度を自動で調整して快適さを高めたり、やわらかな気流で涼しさを感じやすくするなど、快適に過ごしやすい空間を与えてくれる機種もある。 とはいえ、買い換えが難しい場合は、さまざまな工夫で節電を試みてみよう。まずは室内環境を整えることが大切。熱は窓などの開口部から多く侵入してくるので、日中でもカーテンを閉めたり、窓に遮光フィルムをはれば、エアコンの稼働率を下げることが可能だ。またエアコンは電源を入れた直後に電気を多く使うので、外出先から帰ったらまず窓を開けて、室内にこもった熱気を外に出してから窓を閉めてエアコンをつけるようにするだけでも節電率が高くなる。 室外機も見逃せない。室内の熱を外に放出する室外機の吹出口周辺に熱がたまってしまうとたちまち効率が落ちてしまう。物を置いたりせず、さらによしずを立てかけるなどして室外機周辺の温度を下げるようにすれば、省エネに効果的だ。 ダイキンが一般家庭で行った実験によれば、いつもよりエアコンの設定温度を2℃高くし、カーテンを閉めて、室外機周辺の風通しを良くし、フィルターをきれいにするだけで約15%も節電することができた。この夏は、省エネ家電を購入したり、少しの工夫で大きな効果が得られるように使い方を見直して、賢く夏を乗り切ろう。ダイキン工業株式会社 フーハ東京エアコンを使いこなして涼やかな夏をフーハ東京http://www.daikin.co.jp/fuha/tokyo/INFORMATIONエアコンの室外機周囲の風通しをよくすると……熱がこもらないため、消費電力が少なくてすむエコジン室温28℃でも夏を快適に過ごすライフスタイル「クールビズ」。ファッションだけでなく、暮らしのさまざまな場面で工夫をこらすことで、涼しく過ごすことが可能になります。省エネにも、そして節約にもつながるライフスタイルのアイデアをご紹介します。28℃で過ごすCHALLENGE FOR ECO LIFEエコ生活のススメ03