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概要

エコジン04・05月号

KIDS ECO REPORTいろんな環境があること(生態系の多様性)生物多様性の考え方いろんな生き物がいること(種の多様性)同じ種の中にも、異なった遺伝子があること(遺伝子の多様性)森街アサリの模様がひとつずつ違うこと海川ゲンジボタルの光るペースが、地域によって違うことSCOOP!いろんな“違い”があることが、生物多様性のキホン!シジミ生物多様性には、3つの考え方がありまひがたす。まず、森や海、川、干潟など、生き物かんきょうのすみかとなるいろいろな環境があること(生態系の多様性)。2つ目は、いろんな種類の生き物がいること(種の多様性)。3つ目は、同じ種類の生き物の中でも、親から受け継いだ遺伝子の違いで形や性質などに個性があること(遺伝子の多様性)。この3つの多様性を保つことで、生き物同士のさまざまなつながりを守っていくことができます。生き物の種類や自然環境にたくさんの違いがあることで、自然の恵みも豊かになっていくのです。かんきょうめぐアツモリソウ環境省職員にインタビュー!環境省自然環境局野生生物課希少種保全推進室登美雄太さんぜつめつきぐ絶滅危惧種を守るためにどんなことをしているの?生物多様性を守るにはどうしたらいいの?ぜつめつ絶滅のおそれのある生き物は、その危険度にあわせてランクをつけ、広く社会に情報を提供しています。特に危険度が高い種については、保護のための計画をつかんきょうくって、生き物が暮らす自然環境を復元したり、動植物園などで育てたりして、種の数が増えるような取り組みを行います。まずは、自分も他の生き物とつながり合いながら生物多様性の中で生きていると知りましょう。そして、毎日の生活の中かんで自然にふれることや、買い物のときに環きょう境に優しい商品を選ぶことなどを通して、小さいことから生物多様性が根付いた社会をつくっていきましょう。33