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概要

エコジン02・03月号

ふだん耳にすることも多い「3R」という言葉。知ってはいるものの、実際に行動に移している人はどのくらいいるでしょう?私たちが身の回りでできるコトを学びながら、もっと暮らしに3Rを取り入れてみませんか。自動車リサイクルの今使用済みの自動車を破砕処理した後に出るシュレッダーダスト*などがてしま不法に捨てられ、深刻な環境汚染を起こした豊島事件をきっかけに、2005年に制定された「自動車リサイクル法」。法によって、関係者が役割を分担し、埋め立てられるゴミの減量やリサイクルを進めています。*使える部品や鉄・非鉄金属スクラップを選別・回収した後の、プラスチック、ガラス、ゴムなどの廃棄物。知っていますか?「リサイクル料金」車のリサイクル料金を新車購入時にユーザーが負担することで、自動車リサイクル制度が支えられています。その結果、自動車リサイクル率は99%に達しています。料金は車種、エアバッグ類の個数、エアコンの有無などの条件によって異なりますが、1台およそ7,000~1万8,000円程度で、エアバッグやシュレッダーダストなどを適正にリサイクル・処理するために使われます。リサイクル料金が実際に費用として使われるまでの間、資金や車の情報を管理するための費用も含まれています。リサイクル料金の構成資金管理料金(380円または480円)情報管理料金( 1 3 0円)シュレッダーダスト料金エアバッグ類料金7,000円~18,000円程度フロン類料金「SAI」で使用されている樹脂リサイクル材提供:トヨタ自動車環境技術が詰まったトヨタ自動車(株)の「SAI」。発売当初から植物由来原料を用いたエコプラスチックを採用し、2011年の一部改良では車室内表面積の80%を超えるエコプラスチック使用率を達成。また自動車に最も多く使われているポリプロピレン系の樹脂のリサイクル材も積極的に使い、約100部品に採用しています。これらが車両全体に使用する樹脂部品の総重量の20%以上を占め、枯渇してしまう資源の節約に貢献しています。このような環境に優しい車の普及に向けては、車のリサイクル料金の割引の検討が進められています。サイ20エコジン