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概要

エコジン02・03月号

COP 2 1とJCMCOP21の会場で行われた「第3回JCMパートナー国会合」COP21で日本政府は「第3回JCMパートナー国会合」を開催。JCMに署名した16カ国の大臣等が一堂に会し、引き続き協力して事業を実施していくことが表明された。また、「パリ協定」では、JCMを含む市場メカニズムの活用が位置づけられた。日本政府は、2030年度までにJCMにより5,000万~1億tのGHGが削減が見込まれるとしており、JCMを活用したプロジェクト実施への期待がさらに高まっている。ここでは、各国で進むJCMを活用した削減プロジェクトの一部を見てみましょう。PROJECT.01ベトナムデジタルタコグラフを用いたエコドライブプロジェクト[日本通運]ベトナムのビンズオン省とハノイ市において、ベトナム日本通運有限会社が使用しているトラック124台に、デジタルタコグラフ(運行記録計)を活用したエコドライブ啓発システムを装着。ここで得られたデータをもとに、ドライバーに運転行動の改善を促す。PROJECT.02インドネシアセメント工場における廃熱利用発電[ JFEエンジニアリング]セメンインドネシア社のトゥバン工場にあるセメント生産ラインに、廃熱回収設備( 2 8 M W )を設置。回収した廃熱を利用して蒸気をつくり、蒸気タービン発電機で発電を行う。PROJECT.03インドネシアコンビニエンスストア省エネ[ローソン]コンビニエンスストアに、自然冷媒を採用した食品・飲料用の高効率冷凍・冷蔵ショーケース、高効率インバータエアコン、及びLED照明を導入し、店舗まるごとの省エネ化を行う。PROJECT.04パラオ島しょ国の商用施設への小規模太陽光発電システム導入プロジェクト[パシフィックコンサルタンツ]太陽光発電システム(370kW)を、同国内最大の商用施設の屋上に設置。高品質な日本製太陽電池モジュールと、インバータを組み合わせて使用する。13