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概要

エコジン12・01月号

エコに取り組む地域にフォーカス!環境問題への関心の高まりとともに、日本の各地でも地域を主体とした環境配慮型の社会づくりが行われています。ここでは地域主導モデルとして期待される、全国の先進的な取り組みを紹介します。かつやま福井県勝山市福井県の北東部に位置し、恐竜の化石が多く出土することで有名。市の周辺は1,000m級の山々に囲まれ、中心部は県下最大くずりゅうの河川である九頭竜川の中流域に位置している。また冬は雪が多いことでも知られ、特別豪雪地帯に指定されている。勝山市福井県再エネ多様性里山低炭素3R世帯数:8,067世帯総人口:2万4,585人(2015年9月30日現在)ハッケン!赤とんぼの舞う風景を、未来の子どもたちへ赤とんぼと共に生きるプロジェクト生物多様性の保全の一環として、2011年から実施。「羽化調査」「移動ルート調査」「講演会・報告会」「生息環境の維持」の4つのプロジェクトを軸に、学校と市民調査員、研究者らが協力して、赤とんぼが生息できる環境の保護に力を入れてきた。小学生たちが羽化したばかりの赤とんぼにマークをつける、農家の人たちが稲刈り後の田んぼに水を入れ、産卵しやすい環境を作るなど、まちぐるみの取り組みが行われている。はね市では「翅にマークのある赤とんぼを見つけたら、写真に撮って市役所に知らせてください」などの呼びかけも行っている。26