ブックタイトルエコジン１２・０１月号

概要

エコジン１２・０１月号

どうしても排出される温室効果ガスについて、排出量に見合った温室効果ガス削減活動に投資することなどにより、排出される温室効果ガスを埋め合わせるという考え方のこと。「公式ホームページからご予約・ご宿泊されたお客様を対象に、宿泊時に発生する1室あたりのCO?排出量を相殺する仕組みです。従来のオフセット率は50%でしたが、2014年4月からは100%に引き上げました。岐阜県東白川村の森林事業や、タイのバイオマスエネルギー事業などに出資することでCO?を相殺しています」顧客参加型のエコ啓蒙活動「エコひいき」も、同社ならではのユニークな取り組みだ。「連泊の際、チェックイン時に『翌日の客室清掃は不要』と申告していただいたお客様に、当社独自のミネラルウォーターをさし上げます。また、“マイ箸”を持参したり、客室に備え付けの歯ブラシを未使用でフロントへお返しいただいたお客様には、ご当地のお菓子をプレゼントしています」ホテル業界で初めて「エコ・ファースト企業」に認定されたスーパーホテル。業界トップランナーとしての今後の取り組みに注目したい。メガソーラー事業をスタート環境に配慮した客室客室には2種類のごみ箱を用意し、「一般ごみ」と「カン・ビン・ペットボトル」を分別することでリサイクルしやすいように配慮。客室のバスタブには「満水ライン」を示したシールを貼り、宿泊客に節水への協力を呼びかけている。さらに客室内の照明には、白熱球でなくインバーター型蛍光灯を使用、L E Dも順次導入し、省エネルギー化を進めている。同社では、2013年9月に三重県伊賀市で太陽光発電事業をスタートさせた。再生可能エネルギーの地域活性化モデル事業に資源エネルギー庁から採択され、伊賀市の野菜を購入して三重県のスーパーホテルで朝食の惣菜で使用している。再生可能エネルギー事業を通じて、地域活性化の一翼も担っている。我が社の約束事業活動におけるCO?排出量を削減します。循環型社会の構築や生物多様性の推進に協力します。社員の環境意識の向上に努め、社会貢献活動を推進します。https://www.eco1st.jp/company.html?id=4225