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概要

エコジン12・01月号

エコに取り組む企業にフォーカス!環境保全に関する先進企業が、業界のトップランナーとして環境大臣から認定を受ける「エコ・ファースト制度」。ここでは、各企業が宣言する「エコ・ファーストの約束」に基づいた、さまざまな環境保全活動を紹介します。cJAXA/NASA株式会社エフピコ「エフピコ方式」で、ごみ減量と資源の有効利用、CO?削減に貢献製品による環境負荷低減発泡トレーでは発泡倍率を高めることによる製品の軽量化、透明容器では素材を薄くすることによる軽量化など、容器としての十分な強度を保ちながら、より少ない素材で製品を作る方法の開発を行っている。また、「エコトレー」や「エコAPET」など、リサイクル素材を原料に使用した製品を開発。トレーとしての機能を高めながら、さらに省資源化率をアップしている。食品トレー容器で国内に約4割のシェアを持つエフピコ。実はトップメーカーであると同時に“トップリサイクル企業”でもある。スーパーなどの店頭にトレーの回収ボックスが置かれている風景は今でこそ当たり前だが、この仕組みを作り上げたのがエフピコなのだ。環境対策室の冨樫英治ジェネラルマネージャーはこう語る。「“エフピコ方式”のリサイクルの最大の特徴は、回収した使用済みトレーやPETボトルを原料に戻し、再び食品トレーを作る点です。『トレーtoトレー』『ボトルtoトレー』と呼んでいます」エフピコのトレー回収は、容器包装リサイクル法施行の10年前、1990年にスタートした。当時は、アメリカのハンバーガーチェーンの使22