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概要

エコジン12・01月号

小型家電リサイクルの新しい動きリサイクルを推進するには、まずは消費者に、使水戸ホーリーホック戦でイベント開催用済小型家電に貴重な資源が眠っていることを知ってもらうことが大切です。(株)リーテム※は水戸市と協力して、Jリーグチーム「水戸ホーリーホック」のホームゲーム開催時に、使用済小型家電の回収イベントを開催しました。試合会場に特設ブースを出展し、回収ボックスに小型家電を入れてくれたファンには、チームオリジナルの限定グッズをプレゼント。これまで8試合で同イベントを行い、計334組、約381人のファンが回収に協力しました。携帯電話などの小型家電回収総重量は、182.4 3kgになった。北海道の「じゅんかんコンビニ24」小型家電以外にも、古紙や金属製品、ペットボトル、古布・繊維類の回収も行っている。北海道では、新たな回収の方法が広がっています。地元のリサイクル企業(株)マテック※が運営しているのが、24時間無人で資源回収を行う施設「じゅんかんコンビニ24」。受付機のタッチパネルを操作して受付し、資源物を回収ボックスに入れるだけ。利用者は持ち込んだ資源物の種類と重量に応じて貯まる「リサイクル貢献度」(貢献度が付かない品目もあり)を一定以上貯め、アンケートに回答をすることで商品券がもらえます。現在、札幌市をはじめ11店舗を展開し、店舗数も順次拡大しています。主に自治体の公共施設やリサイクルセンター、家電量販店などに多く設置されている小型家電の回収ボックスですが、最近ではスーパーマーケットやコンビニにボックスが設置される例も増えています。宮城県仙台市では、現在市内28カ所で回収を行っていますが、そのうち15カ所がスーパーやホームセンターなどです。公共施設では休日に利用できないケースも多いため、より手軽にリサイクルに参加できることを目指して、今後は設置場所の追加などを含め、さらに多くの市民が利用できる回収方法について検討していくとのことです。広がる回収ボックス※認定事業者・・・国が認定した小型家電リサイクルを実施する事業者。2015年11月時点で全国46社を認定。2 0 15年6月からは、新たに市内7カ所のスーパーに回収ボックスが設置された21