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概要

エコジン10・11月号

24 エコジン立て替え、家主は売電による月々の収益で初期費用を分割で支払っていくという仕組み。建築時に数百万円かかるシステム代を捻出する必要がなく、また初期費用を支払い終われば、その後の売電による利益はそのまま家主の収入になる。 もう一つ画期的なのは、屋根と一体になったソーラーパネルを開発したことだ。屋根全面を余さずソーラーパネルで覆うことができるので、屋根材(瓦・スレート等)に載せるタイプよりも発電容量をかなり大きくすることが可 “環境にやさしい”とわかっていても、費用面でなかなか設置に踏み切れないという声もある、一般住宅の太陽光発電。その普及に向けて風穴をあけたのが、一条工務店だ。 「太陽光発電に興味があるお客さまは非常に多いです。でも入口である“費用”のハードルが非常に高い。それを解消したのが『夢発電システム』です。2 014 年12月時点で3 万2,000軒以上の住宅にこのシステムを導入しました」と、広報担当は話す。 「夢発電システム」は、初期費用を同社が株式会社一条工務店住む人と一緒になって環境のことを考える家づくり大容量太陽光発電ができる家「夢発電システム」に使う屋根一体型のソーラーパネルは、通常のスレート瓦とほぼ同じ重量。家への負担も少なく、見た目もスマートだ。搭載容量が10kWを超えれば「全量買取制度」が適用され、買取期間が20年に延びるので施主のメリットも大きくなる。カーポートの屋根にもソーラーパネルを使ったり、庭にも設置するなどして容量を上げる人も多い。