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概要

エコジン10・11月号

22富士通株式会社ICTの利活用を推し進め、環境・社会課題の解決に貢献エコに取り組む企業にフォーカス!環境保全に関する先進企業が、業界のトップランナーとして環境大臣から認定を受ける「エコ・ファースト制度」。ここでは、各企業が宣言する「エコ・ファーストの約束」に基づいた、さまざまな環境保全活動を紹介します。 「第7 期環境行動計画では、ICT(情報通信技術)の利活用を、さらに社会全体に推し進めていくことで、環境課題解決への貢献を拡大していきます」 深刻化する地球環境課題に対し、ICT がどのように貢献できるのか? その答えの1つが農業分野での取り組みだ。農業は、地域の自然条件や風土に応じて、長い時間をかけて進 富士通は、1935 年の創業以来「自然と共生するものづくり」という理念を掲げ、環境を経営の最重要事項のひとつとして位置づけてきた。同社グループでは1993 年から3 年ごとに「環境行動計画」をレベルアップし、持続可能社会の実現を目指している。現在の第7 期環境行動計画について、同社グリーン戦略統括部シニアマネージャーの成岡剛氏はこう語る。JAXA/NASA共同の「全球降水観測計画」JAXA、NASAなどが進める国際共同プロジェクト「全球降水観測計画(GPM)」において、雨を詳細かつ確実に観測するための鍵となるのが、GPM主衛星に搭載されている「二周波降水レーダ(DPR)」。富士通はDPRのデータ処理を担う「GPM/DPRミッション運用系システム」の開発を担当。ほぼリアルタイムで24時間365日の地球全体の降水マップが作成可能となることで、水資源管理や天気予報の精度向上、農業・流通など各種産業に恩恵をもたらすことが期待されている。画像提供/宇宙航空研究開発機構(JAXA)cJAXA/NASAcJAXAエコジン