ブックタイトルエコジン０８・０９月号

概要

エコジン０８・０９月号

人が集い、生き方や暮らしを考えるゆるやかなコミュニティハッケン!R I V E N D E L(リベンデル)代表の熊澤弘之さんが、祖父から受け継いだ土地を利用してオープンした「農と暮らしの複合コミュニティ」。会員制の貸し農園「グリーンコミュニティ」では、肥料づくりから手をかけた無農薬野菜を栽培する一方、古民家を改装した「イベントスタジオ」では、「自然と暮らす」をテーマに、発酵食品づくりの講座やヨガ教室、マーケット、茅ヶ崎ゆかりのアーティストによる個展などを開催。整えられた環境を提供するのではなく、農作業や、ワークショップ・イベントへの参加など、暮らしにつながる営みや人との交流を通じ、かけがえのない“体験”の機会を会員と共有している。“R I V E N D E L”とはクローバーの品種名。四つ葉のクローバーは、人や動物に踏まれることでできる。そこから「農園に集まる人同士で幸せを生み出したい」という意味を込め、名付けられた。(写真/石原敦志)エコに取り組む地域にフォーカス!環境問題への関心の高まりとともに、日本の各地で地域を主体とした環境配慮型の社会づくりが行われています。ここでは地域主導モデルとして期待される、全国の先進的な取組を紹介します。文/梅澤聡ちがさき神奈川県茅ヶ崎市神奈川県中南部、相模湾に面した湘南地方の中心に位置する。南部に広がる海浜と北部に広がる丘陵の緑、四季を通じて温暖な気候が特徴。東京、横浜など大都市への交通利便性が高いことから、近年、都市化が進んでいる。茅ヶ崎市神奈川県再エネ多様性里山低炭素3R世帯数:98,488世帯総人口:238,551人(2015年7月1日現在)28エコジン