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概要

エコジン08・09月号

エコに取り組む企業にフォーカス!環境保全に関する先進企業が、業界のトップランナーとして環境大臣から認定を受ける「エコ・ファースト制度」。ここでは、各企業が宣言する「エコ・ファーストの約束」に基づいた、さまざまな環境保全活動を紹介します。再生可能エネルギー事業ワタミ株式会社エコロジーとエコノミーの両立で、持続可能な循環型社会をつくる2012年に風力発電事業に参入し、秋田県にかほ市でワタミの夢風車「風民(ふーみん)」を稼動。翌2013年には秋田県秋田市で2ゆりほんじょう号機、由利本荘市で3号機を稼動した。発電出力は3基合計で6,000kWh。また、今年5月には北海道厚真町でメガソーラー1号機が稼働を開始。来年3月に北海道むかわ町で稼働予定のメガソーラーを合わせると、ワタミグループにおける使用電力量の約30%相当の再生可能エネルギーをつくり出している計算となる。あつま外食、介護をはじめ宅食、農業など、幅広い分野で事業を展開するワタミグループ。その環境活動は、1999年に外食産業として初めてISO14001を本社とグループ外食店舗全店で取得したことに始まる。その後、2008年には「ワタミ環境宣言」を策定し、翌年には環境宣言を実現するための長期目標として「W-ECOビジョン2020」を発表。「2020年までにグループ全体の環境負荷(CO2排出量)を50%削減する」という方針を掲げている。グループの環境事業を推進するワタミファーム&エナジー株式会社の代表取締役・小出浩平氏はこう語る。「W-ECOとは環境(エコロジー)と経済(エコノミー)の両立を意味します。CO2排出量削減に本気で取り組むためには“引き算の取組”だけでは限界があ24エコジン