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概要

エコジン08・09月号

国民公園・国立公園のユニバーサルデザイン化ですべての人が使いやすく楽しめる公園に日本屈指の自然景観を誇る国立公園と、都市部の憩いの場である国民公園(皇居外苑、京都御苑、新宿御苑)のユニバーサルデザイン化が始まっています。ユニバーサル社会推進議員連盟のメンバーで、ボランティア経験豊富な高橋ひなこ環境大臣政務官のもと、今年5月、環境省のプロジェクトチームが発足し、6月に「具体的なアイディア」を取りまとめ、発表されました。高橋政務官にその意義について聞きました。Q1プロジェクトの必要性に気づかれたきっかけは?高校生の頃からボランティアにたずさわり、特に聴覚障がいの方に市の広報を音声録音したテープを配布したことが記憶に残っています。こうした経験から、ユニバーサルデザイン化(すべての人が使いやすい施設、誰もが行動しやすい街づくり)を意識してきました。環境省の政務官となり、「新宿御苑にはないのかな」と、車いす使用者の方から言われたことが心に留まり、公園のユニバーサルデザイン化について考えるようになりました。都市部の憩いの場である国民公園と美しい自然景観を有する国立公園に、国内外から多くの観光客が訪れています。これらの公園があらゆる人にとって過ごしやすい場所となるよう、関係部局に声をかけ、プロジェクトを立ち上げました。Q2プロジェクトはどのように進められているのでしょうか?今年、5月13日に「国民公園・国立公園ユニバーサルデザインプロジェクト」チームを発足させ、障がいをお持ちの有識者高橋ひなこ環境大臣政務官新宿御苑富士箱根伊豆国立公園WACCA IKEBUKURO(商業施設)の視察16エコジン