ブックタイトルエコジン０８・０９月号

概要

エコジン０８・０９月号

コジェネLEDベースライト照明器具空冷ヒートポンプチリングユニットとしてまとめた。L2-Techリストでは、「空調」「照明」「自動車」「家電」「再生可能エネルギー」「下水処理」など様々なジャンルにおける、①設備や機器の説明、②効率の指標の説明、③商用化済/商用化前/開発目標( 2030年)の各段階におけるL2-Tech水準(実現されている最高効率の数値)、などの情報を網羅的に整理している。今後はこのリストを、環境省の技術導入支援、技術開発・実証事業等の施策に活用していく。また、目指すべき「ベスト」として国内外へ発信し、技術導入の参考として、事業者、地方自治体、NPO、一般の方々などに広く活用してもらうことを通じて、大胆なCO2排出削減を推進し、新たな温室効果ガス排出削減目標の達成と低炭素社会の構築を目指していく。地域資源が新たな素材に(三重県)三重県は県土の3分の2を森林が占める一方、豊かな海洋資源も有している。そこで県では、こうした山と海からの資源を、四日市コンビナートを中心上_セルロースナノファイバー拡大図/下_セルロースナノファイバー分散液(ビーカー内)と、実証生産設備。200nmとする化学・ものづくり産業でセルロースナノファイバー(CNF)に加工し、県内企業がCNFを用いた製品を製造販売する、地域内でのサプライチェーンの構築を目指している。具体的には、東京大学の磯貝研究室が開発した「TEMPO触媒酸化」と呼ばれる化学反応によって、地域資源である海藻や柑橘類、未利用資源のもみ殻、竹などの繊維をナノファイバー化するCNFの製造を検討中だ。CNFの機能を生かし、住宅建材や燃料電池部材などの高度部材化も可能となる。平成26年度版L2-Techリストはこちらhttp://www.env.go.jp/press/100809.html13