ブックタイトルエコジン０６・０７月号

概要

エコジン０６・０７月号

フト面からのアプローチが「エコドライブ」の推奨だ。同社では、カウンターでの貸し渡し手続きの際、従業員がドライバーに対し、エコドライブの意義や運転方法を説明している。「待機時のアイドリングストップの推奨をはじめ、行き先、乗車人数、荷物量に連動したムダのない最適なクルマの提案なども行っています。1件1件の貸し渡しに際し、常に環境に配慮した対応を心がけています」エコの最先端を走ることで業績拡大を目指すニッポンレンタカー。その快走は今後も続きそうだ。我が社の約束ニッポンレンタカーは地球温暖化防止に向けた取り組みを積極的に推進しますニッポンレンタカーは事業活動に伴う温室効果ガスの排出削減を推進しますニッポンレンタカーは「地球にやさしいエコ&セイフティードライブ」をテーマにCO2削減に向けた取り組みをお客さまと共に進めますhttps://www.eco1st.jp/company.html?id=34「エコドライブ」の推奨利用者にエコドライブを浸透させるためには、従業員の教育も欠かせない。また、車両の移動などで従業員がクルマに乗る機会も多い。「エコドライブ実践を自ら徹底することで、燃費が改善され、事故防止にもつながることを従業員自身が実感することが大切」との考えから、独自のプログラムを作成。2 0 0 7年から座学と実習で「エコドライブ研修」を実施している。これまでに延べ約7,000人の従業員が受講した。「エコ営業所」の推進同社は営業所のエコ化にも取り組み、業界でも初の「エコ営業所」を全国に展開、その数を増やしている。そのモデル店舗・軽井沢駅北口営業所では、太陽光発電、LED照明、遮熱塗装・遮熱フィルムなどが導入されている。さらに雨水利用タンクを設置し、洗車時の水道使用量を削減。タンク満水時で約250台の洗車用水が確保できる。同社ではこの営業所をモデルに、1店舗あたり年間約1. 2トンのCO 2削減を目指している。5月1 8日、エコ・ファーストの認定式、およびフォローアップ報告会が行われた。認定式では、合併して新体制になった損保ジャパン日本興亜ホールディングス株式会社や、約束の実施主体を変更したキリン株式会社が改めて認定され、富士通株式会社が「エコ・ファーストの約束」の内容を改善した。また、上記3社とともに、株式会社LIXILとアジア航測株式会社は、自社が掲げた約束にもとづく取組の進捗状況などを、北村環境副大臣に報告した。北村環境副大臣(下段右から2番目)と、5社の代表者文/梅澤聡29