ブックタイトルエコジン０６・０７月号

概要

エコジン０６・０７月号

ニッポンレンタカーサービス株式会社レンタカーは、エコなライフスタイル環境配慮の取組で業界を牽引エコカー専用プラン「エコクラス」トヨタプリウス、ホンダフィットハイブリッド、トヨタアクアが代表車種だが、今年はワゴンタイプのハイブリッド車も複数加わり、利用者の選択肢も増えてきた。興味のあるエコカーをレンタカーで借り、ビジネス利用で乗り心地と燃費の良さを実感したうえでマイカーとして購入する利用者も多いという。「エコカーの比率はまだ不十分。車両価格との兼ね合いもあるが、今後もエコカーの台数を増やしていきたい」(倉田部長)カーナビ標準装備の導入や、出発時間の1時間前まで予約可能な「オンデマンド予約」など、利用者のニーズをいち早くとらえ、効率的な車の使い方を社会に提案してきたニッポンレンタカーサービス。環境への取組も積極的に進め、2010年にはレンタカー業界で唯一の「エコ・ファースト企業」に認定されている。同社営業本部フランチャイズ事業部の倉田靖晴担当部長はこう語る。「車を買って所有するのではなく、必要な時に、必要な場所で、必要な時間だけ借りるという利用の仕方は、スマートなライフスタイルとして定着しつつあります。家計に優しいだけでなく、環境への優しさにもつながるのです」2008年3月、同社が他社に先駆けて導入したのが、エコカー専用プラン「エコクラス」。ガソリン車に比べ、料金が割高にもかかわらず、利用者は増えている。低燃費のため、走行距離によってはガソリン代を含めたトータルの費用が安上がりになる可能性が高い点も、幅広く支持される理由だという。「プラン新設以来、『一度乗ってみたかった』『エコカーを指定できてうれしい』とご好評をいただいています。当社の保有車両に占めるエコクラス車の割合は、2008年の4%から、2014年には8%まで増加しています。現在、乗用車に限れば全体の11%がエコクラス車。従来はハイブリッド車が中心でしたが、この夏からはクリーンディーゼル車も導入する予定です」エコカーの導入をハード面の取組とすれば、ソ28