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概要

エコジン04・05月号

ポイント正しく丁寧に扱えば、ずっと遊べる!おもちゃを長く使うために使い方によっては、おもちゃに思わぬダメージを与えてしまうことがあります。たとえばオルゴールの故障で多いのは、ぜんまいを力いっぱい巻きすぎてギアの歯が壊れてしまうというケースです。ギアの歯がかみ合わないと回転をドラムに伝えることができず、音が出なくなります。また電池で動くおもちゃの電車などを動かしっぱなしにしていると、モーターの寿命が早まり、接触不良などの原因に。使っていないときは早めにスイッチをオフにしましょう。それから電池で作動するおもちゃの場合、電池が正しく使われていないこともしばしば。なかでも充電式の電池は、公称電圧が1.2ボルトなので、電子回路を持つおもちゃがちゃんと作動しない場合があります。電池を使うほとんどのおもちゃのパッケージには「充電式電池を絶対に使用しないでください」と記載されています。正しく使って、ぜひ大切なおもちゃを長く愛用ください。おもちゃドクターとは?おもちゃの壊れ方は、千差万別です。私たち「おもちゃドクター」はそのつど頭をフル回転させて、そのおもちゃにとって最適な修理方法を考えなければなりませんが、それもこの活動の楽しいところ。「壊れたら捨てる」のではなく、ぜひおもちゃ病院に持ってきてください。修理して大切に使い続け、親から子へ、孫へと、おもちゃを受け継いでほしいと思います。みうら・やすお日本おもちゃ病院協会会長。元自動車メーカーのエンジニア。1997年、「おもちゃドクター養成講座」の募集チラシを見かけて応募。壊れたおもちゃを修理して新しい命を吹き込む「おもちゃドクター」として活躍し、全国のメンバーをけん引する。おもちゃドクターは、修理に使用した部品の実費以外、基本的に無料でおもちゃを修理するボランティアです。壊れたおもちゃがありましたら、全国各地のおもちゃ病院へご相談下さい。また日本おもちゃ病院協会では、おもちゃドクターになりたい方のために、東京・四谷にある東京おもちゃ美術館内で「おもちゃドクター養成講座」を主催しています。おもちゃ病院の開催予定や、養成講座スケジュールは協会HPをCheck!日本おもちゃ病院協会HPhttp://toyhospital.org33