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概要

エコジン04・05月号

壊れても直せる場合がほとんど動かなくなった、音が出なくなった……などおもちゃの壊れ方はさまざま。でも、実は修理すれば、すぐに直る場合がほとんどです。たとえば電池で動くおもちゃの故障は、モーターの不具合が原因のひとつ。さびついて接触不良を起こしていたり、摩耗を防ぐグリース(油)が変質していることが多いので、きれいにそうじするだけで直ってしまうことがよくあります。また、ギアの歯が欠けた場合は、ぴったり合うサイズのものがなかなかないため、交換ではなく、ほかのギアを切り取って使うといった工夫が必要。破損したプラスチックをつなげる場合は、接着剤で貼るだけではすぐにはがれてしまうので、ドリルで小さな穴をあけてワイヤーで縫い、その上から接着剤で覆います。車輪の軸のような細長い部品が折れてしまった場合は、軸に穴をあけてねじ止めすれば元通りです。もしも直らなくても、そのおもちゃの部品がほかのおもちゃの修理に役立つことも。修理して使えば、資源をムダにすることなく、おもちゃへの愛着がもっと深まるはずです。ポイント少しの工夫と簡単なお手入れで、おもちゃを長く使おう小さな部品も、工夫次第で修理ができる今月の達人環境保護につながる知恵や技術を持ったさまざまなジャンルの専門家“エコ達人”が、暮らしに役立つエコのアイデアをご紹介します。文/本吉恭子イラスト/木下綾乃第6回おもちゃドクターがお助け!おもちゃ修理の達人三浦夫康さん32