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概要

エコジン04・05月号

先進的なエコの技術を大解剖!甘水エコロジープラント開発企業:牛乳石?共進社株式会社所在地:大阪府大阪市城東区今福西2-4-7http://www.cow-soap.co.jp/web/微生物の力で廃液を工場のエネルギーに!牛乳石?の製造過程で生じる廃液「甘水」から、微生物の力でバイオガスを生成させる「甘水エコロジープラント」。工場で年間に使用するエネルギーの約2 0 %は、このプラントから生成したバイオガスが燃料になっている。液体石鹸が浸透するなか、少量で泡立ち、肌にもお財布にも優しいことから根強い支持を集める固形石鹸。牛乳石?共進社では、その製造過程で生じた「甘水」と呼ばれる廃液からバイオガスを生成して工場で再利用する「甘水エコロジープラント」を、日本で初めて導入しました。牛のイラストが印象的な「赤箱」「青箱」などで知られる、1909年創業の牛乳石?共進社。固形石鹸市場で国内最大のシェアを誇る同社の安田工場では、年間約1億2,000万個の石鹸を生産している。生産にり上げる。手間はかかるが、主原料に含まれる天然の保湿成分を残し、肌に優しい石鹸を作ることができるため、昔ながらの製法にこだわり続けている。しかし、製造過程ではグリセリンと塩を含んだ廃おいては創業当時から、「釜だき製法」を採用。熟液練「甘水」ができるので、昔から蒸発・蒸留を経てグした職人が、天然油脂を主原料に約1週間かけて作リセリンは工業用に販売し、塩は石鹸の製造過程28