ブックタイトルエコジン０４・０５月号
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概要
エコジン０４・０５月号
地球温暖化の処方箋防災症状近年、年降水量の少ない年と多い年の変動幅が拡大する傾向が見られる。渇水が発生するリスクが高まる一方で、台風や短時間強雨などによる時間降水量80mm以上の大雨が増加している*。温暖化が進めば、こうした事象がさらに頻発する可能性があるほか、強い台風が増加する可能性も予測されており、洪水、高潮といった水害によって甚大な被害が及ぶことが懸念されている。*ただし、大雨や短時間強雨の発生回数は年ごとの変動が大きく、それに対してアメダスの観測期間は比較的短いことから、変化傾向を確実に捉えるためには今後のデータの蓄積が必要である。12