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概要

エコジン12・01月号

エコ・ファースト制度の詳しい情報はhttp://www.env.go.jp/guide/info/eco-first/ワイドシングルタイヤ「X One」トラックやバスなどの大型自動車に装着されているダブルタイヤ(タイヤの荷重性能を上げるため、同サイズのタイヤを2本使用する形態)を1本にすることで、車輌の軽量化や積載効率の向上を実現すると同時に、環境負荷低減とコスト削減を実現するという製品。発進・加速時の慣性力を低減すると同時に、回転中のタイヤの発熱によって増加する転がり抵抗を低減。この2つの効果によって車輌の燃費改善に貢献する。犠牲にすることなく向上させることを研究開発の基本としています。このポリシーはミシュラン・トータル・パフォーマンスと呼ばれ、すべての製品に息づいています」。ミシュランの環境に対する取り組みは、乗用車用タイヤだけにとどまらない。トラック・バス用タイヤにおける「3Rコンセプト」の推進も、そのひとつだ。3Rコンセプトとは、長寿命タイヤの市場投入によって廃棄タイヤの発生を抑制(リデュース)し、摩耗が進んだタイヤに再び溝を刻む「リグルーブ」によってタイヤ寿命をさらに伸ばし(リユース)、さらに、摩耗した接地部分に新しいゴムを圧着する「リトレッド」によって、タイヤの骨組みといえるケーシングを再利用する(リサイクル)というもの。「リグルーブ、リトレッドは、ミシュランが世界で推し進めている技術で、海外のトラック・バス用タイヤではスタンダードになっています。まだ日本では認知率が低いため、当社では、3Rコンセプトの訴求・推進に注力するとともに、リグルーブ作業店の拡充、リトレッドタイヤの販売強化に取り組んでいます」現在、世界の自動車保有台数は約9億台。2030~40年には15億台にまで増加するという予測もある。ミシュランをはじめとするタイヤメーカーの取り組みに期待がかかる。我が社の約束環境対応型製品(省燃費タイヤ)の市場投入を推進いたします。チャレンジ・ビバンダム1998年にミシュランの提唱によって始まった、「持続可能なモビリティ」に関する世界的なフォーラム。自動車、トラック、バス、二輪メーカーをはじめ、学術関係者、部品メーカー、エネルギー会社、研究機関、政府関係者、NGOなどが一同に会し、さまざまなセミナーやカンファレンスが行われる。また、各社が最新の技術を展示する見本市や、最新の環境技術を結集したクルマによるラリーも開催される。第12回となる2014年は中国・成都で開催。3Rの概念を尊重し、トラック、バス用タイヤにおいて“ミシュランの3R”を推進いたします。設計、輸送、販売、再生等あらゆる事業活動からの環境負荷を低減し、環境意識の向上に努めます。http://www.eco1st.jp/company.html?id=2923