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概要

エコジン12・01月号

時間目食によって体の中から温まるのもウォームビズ・プラス・ワンのアイデア。大根、ゴボウ、ニンジンなどの根菜類や、ネギ、ショウガ、トウガラシなどの体を温める食材を選んだり、温かい汁物にとろみをつける調理法も効果的です。さらに、一つの部屋に集まって鍋料理を囲むのは、部屋と体を同時に温めることができる日本の知恵。鍋の湯気で加湿をすれば、加湿機を使わなくても室内の湿度が上がり、体感温度も上昇します。また家の暖房を消して、鍋料理のイベントなどに参加するのもおすすめです。埼玉県和光市では、今回で11回目となる「ニッポン全国鍋グランプリ」を開催(2015年1月24・25日)。全国各地の鍋料理の食べ比べを楽しみながら、身も心も温まってみてはいかがでしょう。時間目住まいの中でも、ちょっとした工夫をすれば暖房を過度に使わずに済む場合があります。たとえば、窓に厚手のカーテンを取り付けたり、断熱シートを貼るなどして、冷たい外気を遮断しながら、窓から室内の熱を逃がさない工夫をしましょう。また、省エネ加湿器や、お湯の入ったやかんなどで室内を加湿して、体感温度を上げる方法もあります。さらに、湯たんぽやカイロを積極的に活用すれば、暖房器具に頼らず体を温めることが可能です。足下を冷やさないよう、毛足の長いスリッパやルームシューズを履くのもおすすめ。時々、ストレッチなどで体を動かすのも効果的です。18